感想:オタク系情報番組「コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV」『アニメ業界のレボリューション 2014』(2014年3月28日(金)深夜放送)


 オタク系情報番組「コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV」の感想です。

■コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV|BSフジ
http://www.bsfuji.tv/japacontv/

>「アニメ」「ゲーム」「漫画」「ファッション」をはじめ、今後、日本経済を支えるジャンルとして期待される”ジャパン コンテンツ産業”。経済産業省もクールジャパン戦略として、この素晴らしい日本のコンテンツを経済成長政策の一つとして取り組んでいる。日本のコンテンツビジネスの最前線を国内、海外問わず徹底取材し、深く・鋭く切り込むビジネスエンタテインメント。<キャスト>
台場ミサキ(レポーター役):豊崎愛生
藤小梅(キャスター役):高垣彩陽
乙産軽一郎(解説者役):鷲崎健
ぐにゅ(マスコット役):やまだん

 BSフジでの視聴です(放送:毎月1回程度 金曜深夜 00:00〜00:55)。


■内容

〇特集 『アニメ業界のレボリューション 2014』

>3月と言えば、アニメ業界では毎年大規模なイベントが行われ、この一年を見通した各社の取り組みが続々と見えてくる時期。特に注目は、今から始まる『Anime Japan 2014』。このイベントは、東京国際アニメフェア(TAF)とアニメコンテンツエキスポ(ACE)が合流し、情報発信のパワーがさらに拡大し、アニメ業界を展望する日本最大規模のイベントに生まれ変わったのだ。

>今回のジャパコンTVは、このイベントを入り口にアニメ業界の変革と進化に注目。Anime Japan を推進するキーパーソンに取材。 さらには、番組独自の視点で着目する成長株のアニメ制作会社の動向や、話題の新作情報、新たなビジネスの可能性を紹介する。

 特集は約30分。3/22(土)・23(日)に開催したアニメジャパン2014の会場をさらっと映した後、業界各社の取り組みは?というアプローチで、日本テレビ東宝・フライングドッグ・ディオメディアのキーマンたちにそれぞれインタビュー。

 あとは声優アワード文化庁メディア芸術祭の様子を少々。


■感想

 久しぶりのアニメ業界ネタ。キーマンインタビュー集というかんじで、期待通りのアプローチ。満足度まずまず。いつもこうなら良いのに。

 ところで、日本テレビのお偉いさんの言葉が妙に引っかかったなぁ。「実写映画ガッチャマンの宣伝用に『ガッチャマンクラウズ』を作ったら、原作ママの映画は大コケして、原作から改変しまくっているクラウズは受けた。つまりもう原作を尊重する必要はないと気が付いた」云々。

 いやー、それ違うでしょ。映画がこけたのは原作のままだからとかじゃなく、シナリオがクソだったからだというもっぱらの噂ですけど。敗因を見間違えたら、また同じ事を繰り返しそう。