感想:海外ドラマ「SHERLOCK 3」第2話「三の兆候」(2014年5月31日(土)放送)

 海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)3」(全3話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■SHERLOCK(シャーロック)3|NHK BSプレミアム 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock3/

 NHK BSプレミアムでの視聴です(放送日:2014年5月31日(土) 21:00〜22:30)。

第2話 三の兆候 The Sign of Three


■あらすじ

>ジョンとメアリーの結婚式が決まり、シャーロックは難関にぶつかる。新郎の付き添い人「ベストマン」として式を取り仕切ることになったのだ。常識的なことが最も苦手なシャーロックだが、親友ジョンのために必死になって準備。結婚式でスピーチを始めたシャーロックは、ジョンとの冒険談を語りだす。まず最初は「血まみれの衛兵事件」。2人は女王の近衛兵からストーカー被害の相談を受けていたが…。

 ワトソンとメアリーの結婚式の日程が決まり、ホームズはワトソンからベストマン(花婿の付き添い人)を頼まれた。ホームズは結婚式のスピーチを考えたり、事前に出席者を呼び出して釘を刺したり機嫌を取ったり、と大忙し。そして当日、ホームズはスピーチで過去に手がけた二つの事件の話をする。

・「血まみれの衛兵」=ホームズはある近衛兵から男のストーカーに付きまとわれているという相談を受ける。早速会いに行ってみると、その兵士は密室の中で腹を刺されて瀕死の重傷を負っていた。しかしホームズは密室も凶器についても解明できないままだった。

・「カゲロウ男」=ホームズはある女性から、一晩付き合った男が翌日にはもう連絡が付かず、部屋の住民は故人だった、という事件を持ち込まれる。どうやら一晩だけ現われるカゲロウの様な男が、死人の名前を借りて次々と女性をナンパしているらしい。被害者にこれと言って共通点も無く、この事件も未解決のまま終わる。

 ところが、ホームズはカゲロウ男事件の被害者がワトソンのミドルネームを知っていた事から、結婚式の招待状を見たことがあり、つまり犯人は結婚式に関係している事を確信する。ホームズは狙われているのはワトソンの元上司のショルトー少佐だと気が付く。少佐は過去戦地で部下を全員死なせた事があり、遺族たちに恨まれていた。さらに殺害の方法は「血まみれの衛兵」事件と同じ手口、すなわち軍服のベルトの上から細い刃物で腹を刺しておくという手だと見抜く。刺された際にはベルトで出血しない為気が付かないが、外してしまえば大出血して死に至る。衛兵事件は予行演習だった。ホームズは結婚式に来ていたカメラマンが犯人だと突き止め、レストレードに引き渡した。



■感想

 ホームズが「結婚式のスピーチが書けない」とレストレードを緊急で呼び出したり、子供をグロ写真で釣っていう事を聞かせたり、深酒で酔っ払ってゲ○を吐きながら捜査をしたり、と全体にコミカルモードで、「もしかして今回はギャグ回?」かと驚いたのですが、最後は見事に事件を解決しました。過去に未解決だった事件が最後に一つにまとまるとは素晴らしい構成だ!というより、都合よすぎだろ、という感の方が強かったのですが、まあ面白かったのでよしとします。
 
 

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