●☆よしみる氏のブログ「☆Yoshimiru@McBERRY'S」
http://yoshimiru-ss.blogzine.jp/blog/
よしみる（現「☆よしみる」）氏ってご存知ですか？ あと「メタルスレイダーグローリー」は？
よしみる氏は、1980〜90年代にそれなりに活躍した漫画家・イラストレイターで、なんと言ってもファミコンのSFアドベンチャーゲーム「メタルスレイダーグローリー」の仕事が有名です／でした（何せ企画から絵からシナリオから全て担当）。グローリーはオタ好みの絵柄とストーリーで、1990年代はカセットにすんごい値段が付いたソフトでした。
まあ21世紀に入ってからは特に凄い仕事をしたという事も無く（一応四コマ雑誌で地味に連載をしたりしていたらしい）、もう多分10代はオタでも名前を聞いたことも無いと思います。しかし、氏が1980年代前半に模型雑誌に描いていた漫画「亜空転騒フィクサリア」でドキューンと魅入られた身としては、青春の一ページ的な人であります
さて、氏はここ数年同人誌でグローリー関係本をどんどん出しています。「います」とか偉そうに言っていますが、気が付いたのはほんの先日の事でして、すぐさま少なくないお金を支払って、手に入る限りを全て購入してしまいました。マニアはこれだからいけない。
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□「メタルスレイダーグローリー資料集《企画＆草案編》」（発行日2012年5月5日）
ファミコン版の資料。企画書のコピー（小さくて字が読み取れない…）、企画用のイラスト、ゲーム原画ラフ、マニュアル用漫画の原稿を少々、など。
驚くべき事に、最初エイリアンの弱点は「音楽」だったのです……、直後に似たようなゲームが発売されたので変更されたとのこと。うはは、「ジーザス」も懐かしいですね。
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□「『NINDENDO 64DD』『SFCメタルスレイダーグローリー』幻のゲーム企画の真相!!」（発行日2013年11月10日）
□「スーパーファミコン版『メタルスレイダーグローリー “director’s cut”』グラフィックギャラリー part2」（発行日2013年12月30日）
□「スーパーファミコン版『メタルスレイダーグローリー “director’s cut”』グラフィックギャラリー part3」（発行日2014年2月2日）
2000年にスーパーファミコン（ニンテンドーパワー）向けに移植された「メタルスレイダーグローリーディレクターズカット版」のCG集。ご本人も書かれていますが、ファミコン版グローリーの資料は沢山有っても、こちらはあまり取り上げられる事がないので、すんごい貴重だと思います。
さらに貴重なのがよしみる氏が1997年に「NINDENDO 64DD」向けに作ろうとしていたギャルゲーの企画！！ うん、この頃から既にキャラの顔の崩壊が始まっています……、それはともかく、任天堂に話を持っていったところ、もうDDは先がないということで、代わりにということでスタートしたのがニンテンドーパワー向けグローリーであった、という訳だそうです。ほほう。
CGの色数に関する制約がなくなったことが凄くうれしかったと繰り返し書かれていますね。まだこの同人誌シリーズは継続中で、今後パート４と５が出るらしいです。それも手に入れなくては。
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□「METALSLADER GLORY−エイミアの面影−未収録原稿集vol.1[Re:Elina]」（発行日 2013年8月12日）
□「METALSLADER GLORY−エイミアの面影−未収録原稿集vol.2[Re:Azusa]」（発行日 2013年10月20日）
未完のままのグローリー漫画「エイミアの面影」で、諸々の事情でコミックに入らなかった原稿を掲載。まあホントにマニアだけ喜びそうな本。さすがにこの漫画までは押さえて無かったです。
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□「メタルスレイダーグローリーゆるゆる4コマ漫画『ぷちめた』(1)」（発行日 2014年5月25日）
氏がどこかのWEBで連載していた四コマ漫画。もうすっかり変わりきった絵で描かれているので、「これがキャミィ」とか言われても面影もへったくれもない……、しかし悪徳商人のゲンが怪しげなルートで手に入れた機体を忠に売りつける展開にはちょっと笑った。ホントこいつ忠を良いカモにしてるよな。
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うっはー、ときならぬグローリー祭りについ興奮してしまった。
