感想:アニメ(新番組)「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」第1話「業火 HELLFIRE」


 アニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」公式サイト
http://garo-project.jp/ANIME/

 スターチャンネル(STAR1)での視聴です。


■概要

 原作無しのオリジナル作品。特撮で「牙狼」という作品があるそうで、そこから派生したアニメのようですが、基本的につながりは無いとのこと。ジャンルはファンタジー世界のバトル物の様です。


■スタッフ
監督 林祐一郎
シリーズ構成 小林靖子
キャラクターデザイン協力 武井宏之
アニメーションキャラクターデザイン 菅野利之
制作 MAPPA東北新社
制作 東北新社


■キャスト
レオン・ルイス 浪川大輔
ヘルマン・ルイス 堀内賢雄
(他のキャストは後述)

第1話 『I 業火 HELLFIRE』


■あらすじ

 「ヴァリアンテ王国」で、国王に呪いをかけた魔女が火あぶりにされるが、魔女はその最中赤子を産み落とし、その子を謎の甲冑が助け出すとそのまま姿を消した。以後、国王は魔法使いたちを弾圧し、次々と処刑していくと同時に、周辺地域に魔女狩り名目で侵攻し勢力を拡大していった。

 17年後、赤子が成長した若者「レオン・ルイス」を、王国の兵士たちが探し出し襲撃するが、レオンは「黄金騎士ガロ」に変身する。実は魔法使いとは「悪魔と契約した邪悪な者たち」ではなく、逆に悪魔と戦う力を持つ者だった。悪魔は人を食らった後、その人間に成りすまして人の間で生きている。ガロは兵士の指揮官に化けていた悪魔を倒した。そして父「ヘルマン・ルイス」と共にヴァリアンテに向かった。

脚本 小林靖子


■感想

 特撮版未視聴。情報なしで視聴。

 全く何一つ期待していなかったら、おんやぁ、結構面白いじゃん。ちょっとダークなヒーロー物、という雰囲気がいい。ベテラン堀内賢雄氏の演じるヘルマンが「一見、だるそうな感じのダメ親父、しかしやるときはやる男」というのも、いかにも堀内キャラで味があります。

 小林靖子氏は、特撮作品(ライダー・戦隊)を書くと素晴らしいのに、アニメの脚本は大外れ、という不思議な人ですが(ホントにアニメは書く作品全てがXX)、この作品に限ってはかなりイケます。


 おおう、殆ど意識もしていなかったアニメが、わりとストライクだったとは、世の中は驚きに満ちている。



★キャスト情報の続き
アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ 野村勝人
エマ・グスマン 朴ロ美
ザルバ 影山ヒロノブ
メンドーサ 土師孝也
オクタビア 土井真理
ガルム 鵜殿麻由
エスメラルダ 多田なつみ