感想:少女漫画誌「別冊マーガレット2015年1月号」(2014年12月13日発売)


 発売日:2014年12月13日(毎月13日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)
(※辛口の感想の場合もありますのでご注意ください)

別冊マーガレット 公式サイト
http://betsuma.shueisha.co.jp/

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恋ある道具屋 作画:山川あいじ×原作:西尾維新
>意中の女の子をオトす不思議な「指輪」を巡る恋物語。果たして恋は成就するのか?


 ちょっと悪っぽい男子高校生がクラスメートの清純系の女の子に恋をします。で、魔法の道具屋で有り金はたいて「付けさせれば絶対自分にほれる指輪」を手に入れます。ただしこの指輪、はめさせようとして失敗した場合は「その相手から一生憎まれる」という危険が有るのです。主人公は、上手く相手に指輪をはめさせるようにするため、黒板消しを手伝うところから初め、少しずつ少しずつ距離を縮め、仲の良い友人になり、同じ大学に行き……、時はすぎて、指輪を差し出しながら「幸せにする、結婚してくれ」というと、相手は喜んでYESといってくれます。主人公は、「あれ……、もうこの指輪いらなくね?」と思うシーンでおしまい。


 いやはや、このオチ、ほぼ最初から見えてましたけどね。でも超正統派少女漫画(というか今時こんな清純な少女漫画は存在しないよな…)なストーリーでグッドでしたよ。さすがの西尾維新もマーガレットでグロいオチをやりはしなかったようですな。
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