雑談:ウォーゲーム関係:ウォーゲームにおけるデッキ構築の意味は何なのか


 本日、ウォーゲーム雑誌「コマンドマガジン 121号」が届きまして、早速読んでみたわけですが……

■コマンドマガジン 121号
http://commandmagazine.jp/com/121/index.html
>GAME REVIEW
>●酩酊作戦教室『ルントシュテットの戦い』(岩永秀明)

 109号の付録のWW2東部戦線ゲーム「ルントシュテットの戦い」の作戦研究が載っておりました。


 ゲーム内容はこちら。

http://commandmagazine.jp/com/109/
>『ルントシュテットの戦い』は、1941年9月から翌年にかけてのアゾフ海周辺における枢軸軍とソ連軍との戦いがテーマです。
>デッキ構築要素を持つカード・ドリブン・システム


 そして、「デッキ構築」については、以下のサイトが参考になるかと思います。まあぶっちゃけ「ドミニオン」のゲームシステムのことです。

●浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ- デッキ構築型ゲームについて
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-414.html


 長い前置きでしたが、ここからが本題。上記の作戦研究の記事自体に含むところは無いのですが……、ウォーゲームにおいて「デッキ構築のためにカードを購入する」というのは、一体戦場の何のシミュレートなのでしょうか。ドイツやソ連のプレイヤーが、『敵の退路を断つためにユニットのこれとこれをこう動かして』と知恵を絞るのは有りだと思いますが、手元のカードを見て「自分のデッキには●●カードが無いから、○金払って■■カードを購入して追加しよう」とか考えるのって、軍の指揮官の思考じゃないと思う。


 ドミニオンとかでカードを増やすのは、そういうゲームですから文句はありませんが、ウォーゲームでプレイヤーが、『こういうダンドリでデッキを増やしていこう/圧縮していこう』とかに頭を使うのってなんか「それって戦場のシミュレートなのか?」と納得出来ないというか、抵抗が有るというか。まあ、「ゲームとして面白いから、そんなことは気にするな」と割り切れば良いのでしょうけど……