ドラマ「X-ファイル シーズン3」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン3
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s3/
Dlife(BSデジタル放送)での視聴です。
第21話 化身 AVATAR
■あらすじ
EP21 化身
ホテルの客室で変死事件が発生。死体の第一発見者はFBI副長官スキナー。バーで知り合った女性と一夜を共にし、目が覚めたら、彼女は隣で首を折られて死んでいたという。
テーマは「心霊系」+「政府の陰謀」。
離婚問題に悩むスキナーは酒場で女と知り合いベッドを共にするが、翌朝目覚めると女は首を折られて死んでおり、スキナーは容疑者となる。モルダーたちはスキナーが過去数ヶ月、老女に襲われる悪夢に悩まされ、精神科にかかっていたことを知る。モルダーは老女が中世の伝説に出てくる魔女ではないかと考える。スキナーはかつてベトナム戦争に従軍し臨死体験をした際、その老女によって救われたと語る。
さらにスキナーの妻がひき逃げされ、スキナーの車が使われたことがわかるが、モルダーは謎の男が運転していたことを突き止める。総てはスキナーをFBIから追放しようとする政府の組織の罠に違いなかった。モルダーは犯人たちをおびき寄せるが、結局犯人たちは射殺され、その正体は解らずじまいだった。スキナーは無実が証明され仕事に復帰した。
監督 : ジェームズ・チャールストン
脚本 : ハワード・ゴードン(story:デイビッド・ドゥカブニー&ハワード・ゴードン)
■感想
心霊系の話と思わせて、実は裏に政府の陰謀がありました、という、X-ファイルお得意の「最初○○と思わせて、実は真相は□□だった」パターン話。しかしイマイチ心霊現象と政府の陰謀がかみ合っておらず、ストーリーの質は低し。とは言え、スキナーの私生活が描写される貴重な話ではあります。
■その他コメント
懐かしのX-ファイルです。1990年代にテレビ朝日系のゴールデンタイムで放送していましたが、3シーズン目までしか放送してくれませんでした。Dlifeではそろそろ4シーズン目が始まるので、そろそろ見ておこうと録画してみたわけですが……、うぉぉぉぉ、内容をまるっきり覚えてねーわ。考えてみれば20年前に一度見たきりだから当然か?
なんというかつかみどころの無い話のまま突っ走り、いつのように(というかいつも以上に)「なんかモヤモヤしたままのすっきりしない結末」で〆ました。まあこういう番組とは解ってますけどね……