感想:少女漫画誌「ミステリーボニータ2015年7月号」(2015年6月6日発売)


 発売日:2015年6月6日(毎月6日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

秋田書店ミステリーボニータ
http://www.akitashoten.co.jp/bonita

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ララの世界 れいか

 2月号の続編。遠い未来、人間は滅びてしまって、翼の生えた人間みたいなキャラたちが主役、の漫画。主人公は「旧文明」の服、特にヒラヒラのドレスに憧れており、商人から買おうとするが高くて手が出ない。すると商人が姉の持っている高級ハンカチと交換なら、と言い出したので、きっぱり断る。


 以前掲載の読み借りがボニータらしくない明るい絵と明るいお話で結構印象的だったのですが、他の読者もそうだったのか続編が登場です。嬉しい。



降臨!! シャーロッ子ちゃん 雲田月子
>話題の56歳新人の最新作☆
>幼馴染みのロコと澄夫。ある日学校で殺人事件に遭遇して…!?

 主人公の幼なじみは普段ボーっとしているのに、テストの点数は抜群。実は二重人格というかで、時々超賢い自称シャーロック・ホームズ状態になるのです。ある日化学の先生が実験室で死んでいるのを発見、殺人事件だと調査してみたら、実はそもそも死んでいなくて、誤解が重なってそう見えただけでした、という話。


 『56歳の新人漫画家』って凄いな。確かに言われて見ると、絵柄が70年代風というか「陸奥A子」とかそんな風な言葉が浮かんできます……、話はそこそこ面白かった。ぐるっと回って、こういう絵柄が今は新しいのかもしれないですな。



微 超能力部! 藤田まる美

 由利さんが、進路調査で「超能力で稼ぐ」とか書いていまして……


 「このDVDを毎日視聴していれば3年で超能力に目覚めます」とか流れるような怪しいトークでDVDを売りつけようとするのにクッソ笑った。
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