【テーブルゲーム】意外なところでPBM「夜桜忍法帖」が話題に!!(苦笑)

スクールガール=オペレーション (富士見ファンタジア文庫―夜桜忍法帖)
 
 日本史テーマゲームの専門雑誌「ウォーゲーム日本史」(http://wargamejapan.jp/)26号(2015年6月20日発売予定)の公式サイトで雑誌内容をつらつら眺めていたら、「夜桜忍法帖」という文字を見つけて爆笑しました。この号はニンジャ特集号なのですが、いくらなんでもこれ扱うか? いや、まあ、そりゃニンジャはニンジャですけどねぇ。

◆ウォーゲーム日本史(国際通信社) 第26号 『忍者大戦』
http://wargamejapan.jp/contents/026/index.html

一夜桜に散った忍びたち〜夜桜忍法帖の思い出〜(伊豆平成)


 「夜桜忍法帖」という文字を見て、ピンと来る人が居れば、多分「アラサー以降」の「TRPGオタ」だと思います。これ、1993年に今は亡き「遊演体」という会社が展開していた「PBM(プレイ・バイ・メイル)」形式ゲームのタイトルなのです(遊演体は「ネットゲーム」と呼んでいましたが……)。


 PBMって何? とお思いの方が多数だと思いますが、簡単に言うと、郵便を使った超巨大ゲームですね。まず主催者側が背景設定と、ストーリーを冊子形式にまとめて郵便で配布。それを読んだ参加者が自キャラを作り、何をどうする、という事を書いて返送。それを見た主催者が一人一人に対応、ツボをついた返送があれば、それがストーリーに反映される。と、まあ、リアルタイムで進行する超巨大小説に参加しているような感じです。今から考えてもよくこんな娯楽が成立したものだと思います。



 さて、「夜桜忍法帖」は1993年に展開されたネットゲームで、当然忍者モノでした(参加してなかったので良くは知らないけど)。またネットゲームと同時期に箱売りのTRPGバージョンも有ったようです。

●参考 夜桜忍法帖
http://www.interq.or.jp/tokyo/yaso/~is6f-isi/pbm/yozakura/yozakura.html


●参考 夜桜忍法帖 〜卓上血風録〜
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/2875/report/yozakura.html


●参考 PBMの黒歴史
http://www7b.biglobe.ne.jp/~manase/history/history.html

 日本史の雑誌を買ったと思った人は、20年以上前のネットゲームの話を読まされてさぞ面食らうのではないかしら。しかし、こちらとしては、思わぬところで遊演体の話題に触れられて大ウケというところであります。