感想:オタク系情報番組「ジャパコン・ワンダーランド」「密着取材 アニメ制作委員会」(2015年7月6日(月)深夜放送)


 オタク系情報番組「ジャパコン・ワンダーランド」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ジャパコンワンダーランド
http://www.japaconw.com/

 BSフジでの視聴です(第1・第3月曜日 深夜24:25〜24:55)。

密着取材 アニメ制作委員会


■今回の内容

http://www.bsfuji.tv/top/pub/japacon_wonder.html
>今回はアニメファンならよく目にする“製作委員会”に潜入。内部で何が行われているのか・・・?意外と知らない、アニメ製作委員会の気になる裏側。ひとつのアニメ作品はどのように出来上がるのか?会議やイベントに密着取材。製作委員会からみたアニメの現場をお伝え!

 今回は夏アニメ「赤髪の白雪姫(http://clarines-kingdom.com/)」の「制作委員会」に密着。


 制作委員会というのは要するにアニメに出資するスポンサーの集合体。何故一社だけで出資するのではなく、複数の会社で委員会を作るかというと、


1)リスク分散。アニメ1作品に100パーセント出すより、5作品に20パーセントずつ出資するほうがリスク分散できる
2)多数の会社が参加することで広告以外のプロモーションが可能。例えば出版社が参加すれば雑誌を利用して宣伝とかできる

といったところ。


 また当然お金のリターンの話も。ドコモ(dアニメストア)に話を聞くと、「作品がヒットした場合、権利があれば長くお金が入ってくるから」的な回答。


 幹事会社のワーナーの宣伝担当の人登場。声優の記者会見とかライブのセッティングとか色々担当。


 しかし委員会方式のデメリットとしては、「会社が多くなれば契約交渉が大変」「各社に意見が色々有るから」etc。とは言え、制作委員会で顔を合わせた会社は「次も一緒にやりませんか」みたいな繋がりができるみたいです。



○その他ニュース

 ショウ・バイ・ロック!関係。サンリオは今までは女性と子供だけがお客で、男性の客が居ないのが弱みだった。そこで大人男性の顧客の開拓のため、スマホゲームを作って2013年にリリースしたところ好評。最初は何をしていいのかノウハウが無くて大変だったそう。そしてついに今年アニメ化にこぎつけ、野郎人気は上々と企画意図は大成功。先日行なったキャラ人気投票では、ベストテン中4枠までショウ・バイ・ロック!キャラと、手ごたえバッチリ。



○オチのアニメパート

 カメラクルーの真木菜零が何時ものようにぐにゅに向かって文句。今回は「目線がおかしい」と苦言。実はぐにゅは目が動かせず、体ごと向きを変えるしか出来ない。みんなは「絶対目は動かせる! 頑張れ!」と応援。一方、そもそもメガネで目線が見えない乙産は、自分がスルーされているので声をかけるものの、全く無視されてしまうのだった。


■感想

 名前は良く聞くけど実体は知らない「制作委員会」特集。いやー、ためになるなぁ。