感想:アニメ(新番組)「空戦魔導士候補生の教官」第1話「E601小隊」


 アニメ「空戦魔導士候補生の教官」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ『空戦魔導士候補生の教官』公式サイト
http://ku-sen.jp/

■原作サイト
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201307madoushi/

 BS11での視聴です。


■概要

http://ku-sen.jp/about/
>地上を<<魔甲蟲>>と呼ばれる魔物に支配され、天空の浮遊都市へ追いやられた人類は、<<魔甲蟲>>に対抗しうる存在――空戦魔導士を生み出した。空戦魔導士の育成機関である学園浮遊都市≪ミストガン≫の生徒、カナタ・エイジは<<黒の剣聖(クロノス)>>の称号を持つエリートエース。しかし、今ではとある事件から「裏切り者」の烙印を押され、前線を退いていた。そんなカナタが、落ちこぼれと揶揄されるE601小隊の教官に任命される。この小隊に所属するのは、一癖も二癖もある3人の少女。彼女たちに叩き込むカナタの指導法は、荒唐無稽な常識外のものばかりで…「俺がお前たちを最強の空戦魔導士にしてやるよ」
>裏切り者教官の型破りな指導で「最強の空戦魔導士」を目指す!落ちこぼれ少女たちの成長の物語が今、始まる。

 同名ライトノベル原作のTVアニメ。ジャンルは「SFバトルアクション+ハーレム物」だと思います。


■スタッフ
原作 諸星悠 株式会社KADOKAWA ファンタジア文庫
原作イラスト 甘味みきひろ アクアプラス
監督 稲垣隆行
シリーズ構成 山口宏
キャラクターデザイン 堀内修
アニメーション制作 ディオメディア


■キャスト
カナタ・エイジ 松岡禎丞
ミソラ・ホイットテール 山本希望
レクティ・アイゼナッハ 東山奈央
リコ・フラメル 野水伊織
(他のキャストは後述)

第1話 E601小隊


■あらすじ

 「空戦魔導士」という兵士が空中を飛びまわって、やはり空を飛ぶ謎の生物と戦っている世界。「カナタ・エイジ」は空戦魔導士の一人だが、何故か周囲から「裏切り者」呼ばわりされている。


 ある日、カナタは、ボスの「フロン・フラメル」から呼び出されるが、途中で「ミソラ・ホイットテール」「レクティ・アイゼナッハ」「リコ・フラメル」とそれぞれ出会い、アクシデントから、全員から変態呼ばわりされることになる。カナタはフロン・フラメルから教官として問題児三人が集まる「E601小隊」の教官になるように命じられるが、小隊のメンバーはミソラとレクティとリコだった。


脚本:山口宏


■感想

 原作小説・漫画版(雑誌連載)ともに未読。


 まーったく面白くない。ストーリーに起伏がなく、主人公がヒロイン三人組にそれぞれ変態扱いされるシチュエーションもまるでやる気が無いというか、実に淡白にこなしておしまいだから、最後に四人が顔を合わせて「えーっ?」となる場面でも全く盛り上がらない。


 それに絵がしょぼくヒロインズが全く可愛く思えないので、その方向からも魅力なし。一部女子生徒がチャイナドレスみたいなスリットつきの服を着ていることが多少良いくらいですけど、その程度ではね……


 そもそもつかみとなるべき冒頭の戦闘シーンがまた平板というか動きがないというかなので、その時点でもう「このアニメはイマイチぽい」という印象を叩きつけてくれたしなぁ。


 大体このアニメ、本来は春放送予定だったのに、唐突に夏アニメに延期した作品でしょ? 延期しておいてこの程度か、という落胆が炸裂です。


 ということで、本作品は私には縁が無かった模様です。


★キャスト情報の続き
ユーリ・フロストル 種田梨沙
クロエ・セヴェニー 山田悠希
フロン・フラメル 藏合紗恵子
ロイド・オールウィン 柿原徹也
エイミー 安済知佳
ビーチ 原優子
シーラ 大森日雅
リリィ・ランカスター 三咲麻里
サーシャ・ニールセン 上倉万実
グレッグ・ハスタック 矢尾幸子
クリスティーナ・バルクホルン 木戸衣吹
ソシエ・ホイットテール 佐藤利奈
ゲイル・ホイットテール 斎藤次郎
レアル・ヌア 安元洋貴