あらすじ(ネタバレ):小説「テラナー」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 500巻)(2015年7月8日(水)発売)

テラナー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-500 宇宙英雄ローダン・シリーズ 500)

 小説「テラナー」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 500巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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テラナー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-500 宇宙英雄ローダン・シリーズ 500) 文庫 2015/7/8
H・G・フランシス (著), ウィリアム・フォルツ (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 304ページ
出版社: 早川書房 (2015/7/8)
発売日: 2015/7/8

オービターの自由を求めるパプリエスタルと総司令官シャカンは対立の度を深めていた!


深淵の騎士ジェン・サリクの命令により“施設”でのオービター生産は中止された。オービターたちは今後、あたえられた寿命がつきるのをただ待つだけとなる。だがマルタッポン基地のオービター、パプリエスタルは、運命に甘んじず自分たちの生きたあかしをのこしたいと考えて、総司令官シャカンと対立する。そんなとき、マルタッポンに未知の巨大船が近づいてきた。シャカンはガルベシュ軍団のあらたな攻撃だと考えるが!?


◇999話 帰郷(H・G・フランシス)(訳者:嶋田洋一)

 銀河系に到着した《バジス》は惑星マルタッポンに立ち寄ると、ローダンはジェン・サリクと会見し、オービター危機が解決した事を確認した。ローダンもまた「深淵の騎士」だった。3587年12月末、《バジス》はついに地球に帰還したが、船内からはリバルド・コレッロの細胞活性装置が盗まれていた。(時期:〜3587年12月30日)

(「宇宙の城」サイクル完結)


◆1000話 テラナー(ウィリアム・フォルツ)(訳者:嶋田洋一)

 はるかな昔。人工惑星『アンブル=カルブシュ』を拠点とする超越知性体“それ”は、コスモクラートから特別な細胞活性装置二個を託され、適合者に渡すように命じられる。その対象者とはローダンとアトランだった。


 3588年。ローダンは“それ”に惑星エデンIIへと招かれ、“それ”と敵対する超越知性体『セト=アポフィス』との戦いの支援のため、『宇宙ハンザ』の設立を要請された。超越知性体はさらに進化すれば「物質の泉」となり、さらにその次に「コスモクラート」となるが、力の集合体の維持に失敗すると「物質の窪地」となってしまう。セト=アポフィスは維持に失敗して破滅しつつあり、“それ”の力の集合体を奪い取ろうと目論んでいた。地球に戻ったローダンは、西暦を廃止し新しい暦法を導入する事を宣言した。(時期:3588年)

(「宇宙ハンザ」サイクル開始)