【テーブルゲーム】引用:『北斗の拳(ツクダホビー)』:アニメ版「北斗の拳」のバトルシーンを完全再現!?

 今回の「レトロゲームを訪ねて」のお題は、1986年発売の「北斗の拳」(ツクダホビー)であります。


 1980年代のウォーゲーム(シミュレーションゲーム)のブーム期に、ツクダホビーという会社は「ガンダム」「イデオン」「ザブングル」「ダンバイン」「エルガイム」etcの「リアルロボット」テーマのアニメ系ウォーゲームを一杯作って発売していました。しかし、同時に「風の谷のナウシカ」だの「北斗の拳」だの「うる星やつら」だの、どう考えてもシミュレーションと相性がよくない作品も、強引に(?)ゲーム化して発売していたのを憶えています。


 前者のロボット物たちはは良く売れていた記憶がありますし、実際今でも探してみると、リプレイやら当時の思い出やらが即座に見つかるのですが、後者の「強引ゲーム化」系ゲームたちは、殆ど情報が見当たりません。そんな中、偶然にも「北斗の拳」ゲームの一つ、ずばり「北斗の拳」の紹介・リプレイを見つける事に成功いたしました。


 それがこちらです。
  ↓

ツクダホビー シミュレーションゲーム北斗の拳
http://www.geocities.jp/hokuaniken/zakki/tukuda/tukuda.html

>これ、終わるのに何時間かかるんだ・・・?


 この一言で、解る人は「あー(ト書き:笑い)、やっぱりツクダホビーのゲームだ」と察してしまえるのではないでしょうか。


 一応カードゲームの範疇に入るのですが、リプレイを読むと、技の威力を示す詳細な一覧表があり、戦闘では「20面体サイコロ」をふって、さらに出目にいちいち数値の修正とかを行ないながら相手に与えたダメージを計算し、といった感じのプレイ光景で、めちゃくちゃ面倒くさそう!! 『カードゲーム』という名前から想像するような、手札をポンポン出し合ってリズム良く技の攻防が展開される、なんてゲームではありません。


 うん、やっぱりツクダホビーのゲームだわ……、と納得いたしました。


★蛇足

 「ナウシカ」ゲームの精密さ(?)は有名ですが、こうなると「うる星」ゲームも、へクスとZOCとCRTが有って、サイコロの目を修正しまくるようなタイプなのかしらん。