感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン1」第10話「堕ちた天使」

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 ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第10話 堕ちた天使 FALLEN ANGEL


■あらすじ

EP10 堕ちた天使
未確認飛行物体が墜落した。政府は事件の隠蔽に勤しむが、墜落現場で回収作業をする兵士たちが謎の存在に襲われていく。 捜査を開始したモルダーとスカリーだが・・・。

 お題は「未確認飛行物体、エイリアン、アブダクション、政府の隠蔽工作」。


 ウィスコンシン州の山中に謎の物体が墜落し、政府は回収のため軍隊を差し向けた。モルダーはディープスロートからの情報でそのことを知り、直ちに現地に乗り込むが、すぐに軍隊に捕まり追い払われる。軍は墜落物体の乗員を捕まえようと厳重な包囲体制を敷くが、その乗員に近づいた兵士たちは次々と放射線系の大火傷を負ってしまう。


 一方モルダーは、やはりUFO探しに来ていたUFOマニアのマックス・フェニングと出会う。モルダーはマックスの耳の後ろの妙な傷から、彼が自覚は無いものの過去エイリアンにアブダクションされているらしいことに気が付く。


 やがて現地に第二の飛行物体が接近し、同時にマックスも精神錯乱に陥る。そしてモルダーの前で、透明な謎の生物(=エイリアン)もマックスも消えてしまった。


 事件後、モルダーは上司から数々の暴走行為について叱責されるが、何故かクビは免れる。実はモルダーを助けたのはディープスロートだったが、ディープスロートはモルダーを上手く利用しようと企んでいるらしいことが暗示される。


■感想

 「謎の物体が墜落」「軍が回収を目論み、世間にはウソ情報を流して隠蔽工作」という、ロズウェル事件とかの都市伝説を髣髴とさせるエピソード。この手のオカルト系話が大好きな者としては実に楽しめる話でした。ホント、シーズン1は好エピソードの連発です。


 ただ、エイリアン捕獲話が、途中からマックスのアブダクション話が混ざってしまったことで、ちょっと話の焦点がぼけた感じは否めず、やや残念。