感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン1」第13話「海の彼方に」

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 ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第13話 海の彼方に BEYOND THE SEA

■あらすじ

EP13 海の彼方に
死刑囚ボックスが、超能力でスカリー捜査官が追っている事件の捜査に協力するという。スカリーは、急死してしまった父の霊体験から、彼の能力を信じるのだが・・・。

 お題は「霊能者」。

 スカリーの父親が心臓発作で急死した。悲しみを乗り越えて復帰したスカリーは、モルダーと共に大学生カップル誘拐事件を担当することになった。一年前にも同様の事件が発生しており、その時は被害者は一週間後に惨殺死体で発見されていた。

 そんな時、死刑囚ルーサー・ボッグスが、霊能力で犯人の手がかりを教える代わりに死刑を減刑してくれと申し出てきた。ボッグスはかつてモルダーが逮捕に関わった凶悪犯で、一週間後に死刑の予定だった。モルダーはボッグスの『霊視』を全く信用しないが、スカリーはボッグスが亡き父が好きだった曲『海の彼方に』を口ずさむのを聞き驚く。スカリーは半信半疑ながらボッグスの霊視を参考に捜査すると、本当に犯人の手がかりが見つかる。

 スカリーはだんだんボッグスの能力を信じ始めるが、モルダーはこれはボッグスが減刑を勝ち取るため、仲間に起こさせた自作自演の事件だと切り捨てる。やがて霊視を元に誘拐された女性が見つかり、犯人がヘンリーという男だと判明したが、ヘンリーはかつてボッグスの共犯だった。

 スカリーはそれでも霊視を信じ、最終的に被害者の男性は救出され、ヘンリーは現場で事故死した。ボッグスはスカリーに、死刑執行後にスカリーの父親の霊を呼び出すので死刑に立ち会うように頼むが、スカリーは敢えてそれを無視する。そしてボッグスの刑は執行された。


監督 デビッド・ナッター
脚本 グレン・モーガン & ジェームズ・ウォン

■感想

 心霊話は、じめっとしていて派手さも無いので(当たり前ですが……)、私はあんまり好きでは有りません。この話は世間では受けが良いようですが、私にとってはイマイチですね。