感想:NHK番組「コズミックフロント☆NEXT」「コズミック×COSMOS 宇宙の旅 第2集 空にあふれる幻想の世界」(2015年8月6日(木)放送)


 NHK番組「コズミックフロント☆NEXT」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

コズミックフロント☆NEXT | NHK宇宙チャンネル
http://www.nhk.or.jp/space/cfn/

 NHK BSプレミアムでの視聴です(放送:毎週木曜 22:00〜23:00)。

コズミック×COSMOS 宇宙の旅 第2集 空にあふれる幻想の世界


■今回の内容

8月6日の放送
「コズミック×COSMOS 宇宙の旅 第2集 空にあふれる幻想の世界」

>宇宙が誕生して138億年。宇宙は果てしなく、今も広がり続けている。この広大な宇宙の中に、なぜ私たちは存在しているのか。今から30年以上前にその謎に迫った伝説的なテレビ番組があった。1979年にアメリカで制作された「コスモス」だ。その案内役を務めたのは、惑星科学者のカール・セーガン博士。科学者ならではの視点で、人と宇宙のつながりを語り、人気を博した。そして今、最新の研究と観測データを元に、最高の映像技術と高精細なCGで制作されたのが「新コスモス」だ。


>今回はこの「新コスモス」を二夜にわたってスタジオで紹介。第二夜となる今夜のテーマは、星の光で読み解く宇宙の仕組み。そして、光すら飲み込んでしまうブラックホールの秘密に迫る。スタジオゲストは、コズミックフロントのナレーター・萩原聖人さんと東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉(ひとし)さんの二人。宇宙のスペシャリスト・村山さんが宇宙空間における重力と時間の不思議な性質や、「究極の重力」ともいえるブラックホールの姿を写した最新のスクープ映像をわかりやすく解説する。


>新コスモスコズミックフロント☆NEXTのコラボレーション「コズミック×COSMOS 宇宙の旅」をお楽しみいただく。

 1980年で放送されたアメリカの科学番組「コスモス」は、日本でも大きな話題になった。そして近年同タイトルの番組が制作され、今度はニール・タイソン博士がナビゲーター役を務めている。


 アインシュタインは思考実験だけで、「光の速さを越えるものはない」「光の速さに近づくほど時間が遅くなる」といった事を発見した。


 恒星の重力が強くなると光すら脱出できなくなる。かつて「ダークスター」という名前で予言されていたが、今では「ブラックホール」と呼ばれる。ブラックホールに吸い込まれた先はどうなるのか、それは現代科学ではまだ解明されていない。


■感想

 中身薄っ! 何故光の速さを超えられないのかとか何故光に近づくと時間が遅れるかとか、全部説明無し。コスモスブランドもこんなもんだったのかとガッカリ。当コズミックフロントとか、NHKで折に触れてやっている科学番組の方が中身が濃いと思う。正直失望を隠せませんな。


 先代コスモスも、今見直したら「こんなもんだったのか……」と思うような、思い出補正された番組なのだろうか。


★おまけ

●旧『COSMOS』とカール・セーガン博士について詳しく知りたい。
http://www.nhk.or.jp/space/cfn/150730.html

>『COSMOS』は1979年制作、1980年に放送された、アメリカの宇宙科学ドキュメンタリーです。番組は世界60か国に配信された大型企画で、日本でも1980年11月に放送されました。1回60分の放送枠で全13回、当時最先端のCGを駆使した映像と共に、案内役の科学者カール・セーガン博士の一人語りというスタイルで、宇宙と生命をテーマにした様々なエピソードを紹介し話題となりました。