感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン2」第5話「昇天 Part1」

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 ドラマ「X-ファイル シーズン2」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン2
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s2/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第5話 昇天 Part1 DUANE BARRY

■あらすじ

EP5 昇天 Part 1
精神病院から脱走したバリーはエイリアンに誘拐されたと主張。だがスカリーはバリーの虚言症を疑っていた。ところが、彼の身体からは金属片が検出されたことから・・・。

 お題は「エイリアンによる誘拐」。


 精神病院から「ドゥエイン・ベリー」という患者が脱走し、人質を取って立てこもった。ドゥエインは自分が過去エイリアンに誘拐され、実験材料にされたと主張していたため、FBIは話があいそうなモルダーを呼び寄せ、交渉役を担当させる。


 モルダーは交渉の過程で、ドゥエインが過去グレイ型エイリアンに誘拐された事、体内に何かを埋め込まれたこと、軍部はエイリアンと手を結んでいること、などを教えられる。ところがドゥエインは元FBI捜査官で、勤務中に脳を撃たれ、以後、妄想に取り付かれていることが明らかになる。モルダーの活躍でドゥエインは確保された。


 ところが病院でドゥエインの体内を調べると、本人が言った場所に金属片が埋め込まれていた。スカリーはそれを持ちかえって調べていたが、病院から逃げてきたドゥエインに襲撃される。続く。


監督 : クリス・カーター
脚本 : クリス・カーター


クリス・カーターの初監督エピソード。
※シリーズ初の続き物。

■感想

 「昇天」三部作の一話目。


 X-ファイルの一エピソードですが、立てこもり犯との交渉の過程、ほぼ一つの部屋の中でのみ話が進行すること、FBIの対応、など、刑事ドラマだといわれても問題のない内容でした。また、スカリーが謎の金属片をレジのバーコードリーダーに読ませてみると、レジが突然暴走するシーンなど、あらかじめ知っていてもゾクゾクしましたね。


 さて、今回は「ドゥエインの妄想の中」という設定とは言え、ついにエイリアンが全身ドーンと姿を表した記念すべき回ですが……、グレイ型エイリアンがまぶしい光と共に現われてベッドの側に並んでいて、とかいうシーンは、怖いというより笑ってしましましたよ。