感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン2」第9話「地底」

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 ドラマ「X-ファイル シーズン2」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン2
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s2/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第9話 地底 FIREWALKER

■あらすじ

EP9 地底
交信を絶った火山の研究グループを捜査することになったモルダーとスカリー。彼らは謎の生命体を発見し、以来グループのリーダーが正気を失ったと言うのだが・・・。

 お題は「未知の生物(珪素生物)」。


 アバロン山を調査している火山研究チームから大学側に突然救難信号が入り、遠隔カメラで調べてみると、火口内にチームの一人の死体が転がっていた。モルダーたちは大学側の研究チームの一人から、内密に調査するように頼まれ、現地に向かった。

 火山側の施設には研究チームの三人が残っており、リーダーのトレプコス博士が錯乱して殺人を犯したと説明される。やがて研究員の一人が、体内からキノコが生えてきて死んでしまう。実は彼らは全員火口から掘り出したキノコ型珪素生物の胞子に感染しており、トレプコスはそれを外部に広めないため、全員を殺そうとしていたのだった。結局三人ともキノコが成長して死に、トレプコスも自分の意思で火口につながる洞窟に消えた。その後検疫チームが到着し、モルダーたちは感染していないことが確認された。


監督 : デビット・ナッター
脚本 : ハワード・ゴードン

■感想

 シーズン1の8話「氷」の舞台をアラスカから火山に変えただけ、という自分で自分をパクッたような話でレベル低し。最初に火口の中でカメラに写った影はなんだったのさ?(トレプコス?) トレプコスは全員生かして返さないつもりだったとか言っていましたが、モルダーが何の疑いも無く救助ヘリを呼んだら、全員下山しちゃってましたよ? など、ストーリーの練りこみが甘く、全く評価できない作品でした。いい加減にしろ。

★余談

 サブタイトル「FIREWALKER」とは、劇中で研究員たちが使用したロボット探査機の名前です。別に話の内容と関係ないですな。