NHK番組「コズミックフロント☆NEXT」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■コズミックフロント☆NEXT | NHK宇宙チャンネル
http://www.nhk.or.jp/space/cfn/
NHK BSプレミアムでの視聴です(放送:毎週木曜 22:00〜23:00)。
宇宙の旅人・彗星 探査機ロゼッタ 太陽系の謎に迫る
■今回の内容
「宇宙の旅人・彗星 探査機ロゼッタ 太陽系の謎に迫る」
>今、宇宙探査の歴史を塗り替える壮大なミッションが進められている。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ロゼッタ」がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に接近し、史上初の彗星着陸を成し遂げたのだ。
>まばゆい光に包まれ、その正体が謎に包まれてきた宇宙の旅人・彗星、未だ太陽系最後のフロンティアとも言われている。時速10万キロもの猛スピードで移動する彗星の探査に挑んだ探査機「ロゼッタ」と着陸機「フィラエ」。
>今、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る大発見を次々にもたらしている。探査機「ロゼッタ」の彗星調査の最新報告から、観測の成果をいち早くお伝えする。
2004年3月、ヨーロッパ宇宙機関ESAは彗星調査のため、探査機「ロゼッタ」&着陸機は「フィラエ」を送り出した。ロゼッタは「ロゼッタストーン」からつけた名前。当初「ワークネン彗星」を目標にしていたが打ち上げ前にロケットの事故が起きて延期となり、この彗星は目標に出来なくなってしまったため、急いで代わりの彗星をリストアップし「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に予定変更した。
ロゼッタはスイングバイを繰り返して、10年かけてすい星に2014年8月に到着。2014年11月にフィラエが彗星核に着陸した。しかし2度バウンドして日陰の地点に入り込んでしまい、太陽電池が利用できないため、内臓バッテリーで数日しか活動できず、そのまま停止してしまった。
とりあえず撮影できた写真で、すい星はキャンディーの塊みたいに、細かい石がくっついた状態だと判明。これは太陽系の原初の状態をとどめているらしい。
フィラエはドリルで核から有機物を採取予定だった。アミノ酸にはL型とD型の二種類があるが、地球の生物は何故かL型しか持っていない。もし彗星核のアミノ酸もL型しかなければ、地球の生命は彗星からやってきた可能性が高くなる。ところが地形が悪く上手くドリルで資料が取れなかった。
2015年7月。すい星が地球に近づいたことで光が届き、フィラエが再起動した。これからガンガン調査していく予定。
■感想
うーん、去年の2014年12月18日(木)に放送した「史上初!探査機ロゼッタ 彗星着陸」(http://d.hatena.ne.jp/Perry-R/20141219/p1)の内容の焼き直しだった……、違いは「今年7月フィラエが復活しました」という点くらいだったという……、