感想:ドイツ本国版ペリー・ローダン「2820話「ゲニフェル戦争」」

(※以下、今回の話の内容に触れています。ネタバレにご注意ください)

■d-information
http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/


■今回号 893 [2015/09/14]
http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/di0893.html
2820 . Michelle Stern / Der Geniferen-Krieg / ゲニフェル戦争


□ Perry Rhodan-Heft 2820話「ゲニフェル戦争」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2820-der-geniferen-krieg.html ]


 今回のお題は「時の彼方の国々」(Die Jenzeitigen Lande)サイクルの、2820話です。



■今回の衝撃の展開はこれだ!

>「裁判官船《アトランク》は〜」
>「アトピック法廷の本拠〈時の彼方の国〉を目指していました」
>「ひたすら航行するうちに〜」
>「《アトランク》の船内では〜」
>「700年が、過ぎ去っていました」

http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/di0893.html

 今回、冒頭でいきなりこれで、腹を抱えて爆笑しました。「敵の本拠に殴り込みだ!」と出発して、そのあと700年経ってもまだ目的地に着かない、ってギャグか! 当然出発した時の乗員は大半が死んでおり、意図せずして世代型宇宙船になっていて、船内で生まれた世代はもう先祖の目的のことなんか知ったことじゃない状態だという。


 なんか妙な具合になってきたなぁ……、これで「この乗員が実はアトピック法廷の基礎を築く」とかいう時間パラドックスネタなら面白かろうけど、ローダンにそこまで期待するのは酷か?