アニメ「監獄学園 プリズンスクール」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてあります。ネタバレにご注意ください)
■TVアニメ『監獄学園 プリズンスクール』公式サイト
http://prison-anime.com/
BS11での視聴です。
第11話 エリンギ・ブロコビッチ
■あらすじ
男子たちは退学まで一日の猶予を確保した。ガクトは、退学阻止のため、前のように芽衣子を監房に引き止めておき、その隙に看守室に入り込む、という計画を立てる。
一方、キヨシに恨み骨髄のハナは、芽衣子に代わって男子たちの監視を志願した。副会長が来ないことでガクトの計画は根底から崩れてしまうが、逆にキヨシは花の恨みを利用し、自分が看守室に入り込むことに成功した。花はキヨシに今まで受けた屈辱(おしっこを見られた、キヨシにおしっこをかけられた、キヨシにエリンギを押し付けられた)を全て晴らそうとするが、退学阻止のための使命感に燃えるキヨシは精神的に花を上回って優位に立つ。
一方、プリズンの外では、キヨシの指示で千代が裏口に近づいていた。見回りをしていた芽衣子は怪しい人物を捕まえるが、それは千代のためのオトリになった杏子だった。
その後、さらにキヨシに恥ずかしいところを見られてしまい、精神的にブチッと切れた花は、キヨシにいきなりキスして、嫌がらせに初キスを奪ってやったと言い放つ。続く。
脚本:横手美智子
■感想
最終回を前にして、恐ろしいばかりの傑作回が誕生してしまいました……
キヨシと花の対決(?)シーンがもう息が出来ないくらい笑った笑った。
キヨシ「オレのエリンギもこれまでかっ!?」「おしっこが出るところをお見せしましょう」「さあ、おしっこさせてください」
花「ふっ、完全に場を飲んだわ」「まだ心が折れてないというの!?」
etcの、(内容はともかく)語り口はシリアスな台詞を、しかし二人とも下半身丸出しの滑稽な格好で発しあうというシチュエーション。しかもこの場面で、めったやたらと重々しくてダイナミックな音楽が流れて、凄い緊迫の対決シーンみたいな雰囲気をでっちあげているのが、もう死ぬほどおかしかった。もうホントたまりませんわ、このアニメ。
次回、名残惜しくも最終回。
■一言メモ
今回のサブタイトルの元ネタは明らかにこれですな。
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