アニメ「うたわれるもの 偽りの仮面」(全25話)の感想です。
（※以下、ネタバレにご注意ください）
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2016/03/30
- メディア: Blu-ray
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CS放送・AT-Xでの視聴です｡
■作品概要
出会いは、運命か― 「うたわれるもの」は、アクアプラスが2002年にWindowsソフトとして発売した、ゲームコンテンツです。唯一無二の世界観と魅力的なキャラクター達、ハイクオリティーな音楽でその人気を確立しました。その後、様々なメディアへと発展し、2006年にはTVアニメ化ともなり、現在も多くの支持を集めています。そして今回、長い年月を経ての新作「うたわれるもの 偽りの仮面」がゲーム・TVアニメと新たに同時展開されます。今作の舞台は“ヤマト”。主人公「ハク」と一人の少女との出会いから物語は始まります。
目覚めたのは雪深き山間部。
過去も名も思い出せぬまま彷徨う男に、世界は優しくはなかった。
巨大な牙を持つ生物が襲い掛かり、闇に蠢く異形が男を追い詰める。
そんな男に差し出されたのは白く美しい少女の手……その手を取った時、物語は始まった。
同名のゲーム（原作：アクアプラス／PS4、PS3、PS Vita／2015年9月25日発売）原作のTVアニメ。異世界ファンタジー物。2006年放送のTVアニメ「うたわれるもの」(全25話)の続編。
- 出版社/メーカー: アクアプラス
- 発売日: 2015/09/24
- メディア: Video Game
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■スタッフ
原作：うたわれるもの 偽りの仮面（AQUAPLUS）
監督：元永慶太郎
シナリオ監修：菅宗光
シリーズ構成：鴻野貴光
キャラクター原案：甘露樹／みつみ美里
キャラクターデザイン・総作画監督：中田正彦
アニメーション制作：WHITE FOX
第１話 タタリ
■あらすじ
山中をさ迷っていた青年は、凶暴な怪物「タタリ」に襲われるが、「クオン」という少女に助けられ、命拾いする。しかし青年は記憶を失っており、何も憶えていなかった。クオンは青年の事情を理解して、自分が保護者になることを決め、旅の目的の集落に連れて行く。青年はクオンに「ハク」という名前を与えられる。
- アーティスト: Suara,須谷尚子,巽明子,小林俊太郎,松岡純也,衣笠道雄
- 出版社/メーカー: F.I.X.RECORDS
- 発売日: 2015/11/04
- メディア: CD
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■感想
9年前にテレビアニメが放送された「うたわれるもの」の続編です。前作は終盤に怒涛の展開となってビックリさせられましたが、今回9年ぶりに続編がスタートするという事にも驚きましたね。甘露樹／みつみ美里キャラがアニメで動くのは、「ToHeart2」シリーズ以来なので（多分）、凄く懐かしいです。
主人公のハンサム君（ハク）を演じるのは、ベテラン声優の藤原啓治氏ですが……、う〜ん、無い、これは無い。キャラクターと声質が全く合っていません。もう滑稽と言いたくなるくらいのズレです。藤原氏はベテランらしく、出来るだけ若い声を出そうとはしていますが、あのかわいい顔のハンサム君（デザイナーは甘露かみつみかどっち？）とはまるでイメージ違いです。このキャスティングを決めた責任者は何を考えていたのと苦言を呈したくなりますね。今後慣れるまでが辛そうだ。
もっともメインヒロイン役の種田梨沙はバッチリ。「ごちうさ」のリゼと同じ声優という事が信じられませんが、堂々の仕事ぶり。また「うたわれ」名物のケモミミしっぽキャラを見事に演じており、しっぽをつかまれて悶える演技とかナイスです。
2クールアニメという事で、初回の展開は実にのんびりしたものすが、特に苛立ちとかは感じませんでした。このままのんびり世界観を見せてもらって、前作同様最後に盛り上げてもらえば良いな、くらいの気持ちですね。
ところで公式サイトのトップのイラストを見て気が付いたのですが、前作の主人公のハクオロが後ろの方にさらっと控えています……、前作から100年くらい経った世界だと思っていたのですが、新旧主人公の対面とか有るのでしょうかね。そのあたりの展開についても期待です。
