感想:特撮「仮面ライダーゴースト」第4話「驚愕!空の城!」


(※以下、ネタバレにご注意ください)


 テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 8:00〜8:30)。


第4話 驚愕!空の城! (2015年10月25日(日)放送)

■あらすじ

 タケルに残された日数は88日。そんな時、不可思議現象研究所に大企業「千石コーポレーション」から依頼が舞い込む。社長の羽柴が最近別人のように性格が変わって冷酷になり企業買収を繰り返すばかりか、会社内で怪奇現象が発生しているという。


 調査に向かったタケルたちは、社内で「ブック眼魔」が暗躍しているのを知る。また買収された企業の所在地を地図上で線で繋ぐと、巨大な目の形が現われた。実は羽柴は秘書(眼魔がとりついている)にそそのかされ、尊敬する織田信長が果たせなかった天下統一を目論んでいた。そしてついに千石本社や買収先を含めた地面が空に浮上した。


 タケルはゴーストとなってブック眼魔を倒し、また落下してくる土地を、ユルセンから受け取った「ニュートンゴースト眼魂」の力で無事着陸させた。タケルは「ノブナガゴースト眼魂」を出現させるが、そこに現われた二人目のライダーに眼魂を奪い取られてしまった。

脚本 福田卓郎


●今回のゲスト怪人=ブック眼魔(http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/gamma/05/





■感想

 この番組は遅咲きタイプだったらしく、4話目にしてようやく面白くなってきました。ライバルのライダー「スペクター」が出現し、今後は出現させたゴースト眼魂をスペクターと取り合いになる模様で、先の事を考えると結構ワクワクしますね。


 今までは怪人のデザインがイマイチだ、と嘆いていたのですが、今回のブック眼魔を見てようやく方向性を悟ったというか、「カッコイイ・怖そうな怪人」を目指しているのでは無く、「ヘンテコ調」が基本路線なのですね。どちらかというと戦隊物の怪人のデザインに近いのでしょう。


 ライダーも怪人も幽霊ということで、両者が街中で激しく戦っているのに、一般人には見えないから普通に戦闘の側を歩いている、という光景がなかなか斬新です。


 毎回ハンサム主人公タケルが、ゴーストに洗脳された被害者(?)に抱きついて目を覚まさせるシーンは、なんか話題になるのを狙っている気がする。仮面ライダーキバで主人公がやたらと入浴していたのと同様に。

■[参考]手に入れた眼魂

01 ムサシゴースト眼魂(第1話)
02 エジソンゴースト眼魂(第2話)
03 ロビンゴースト眼魂(第3話)
04 ニュートンゴースト眼魂(第4話)

仮面ライダーゴースト テレビ朝日サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/

仮面ライダーゴースト 東映サイト
http://www.toei.co.jp/tv/ghost/