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感想:アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」第3話:エイトマン誕生

アニメ


 アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」(全12話)の感想です。
(※以下、ネタパレにご注意ください)


 BS11での視聴です。


第3話 鉄骨のひと

■あらすじ

 神化42年2月。刑事「柴来人(しば・らいと)」(声:鈴村健一)は、世間で頻発する爆破事件の遺留品を全て超人課が警察から取り上げていることを知り、怒鳴り込むが、適当にあしらわれる。来人は殉職した後、とある天才科学者により記憶と人格をロボットに移植されて蘇った超人だったが、超人課のやり方に反発していた。


 やがて事件は、戦争中に開発された人型ロボットの片割れ「乙號」が「美枝子」(声:阿澄佳奈)と名乗り「八束重工」の社員を襲撃していると解る。乙号は同時に開発された男性型「丁号」を探していたが、似た信号を出す八束の開発したロボット兵器を間違えて襲っていたらしい。やがて乙号は来人の目の前で自爆してしまう。



 神化47年2月。海外で終戦を知らずに戦っていた兵士が日本に帰還してくるが、それが「丁號」だった。今は指名手配犯に成り下がっている来人は、丁號を実は生きていた乙號と引き合わせる。来人は二体が合体すれば爆弾になると考えており、日本に対してテロを仕掛けようと考えていた。ところが二体の合体で生まれたのは「人造合体メガッシン」だった。来人はそれでもメガッシンにテロを指示するが、逆にメガッシンからは悪だと断罪される。そこに現われた爾朗と来人がバトルに突入するシーンで〆。

脚本 會川昇



■感想

 来人の設定が「エイトマン」そのまんまで、昭和ヒーロー物リスペクトが嬉しい。さすがに21世紀のアニメでタバコをふかすのはどうかと考慮したのか、代わりに「歌うことで電子頭脳の加熱を防ぐ」云々という設定に改変しているのにちょっと笑った。何のことか解らない向けに解説しておくと、エイトマンの人間形態・東八郎は、電子頭脳を冷却するため特製タバコをふかす。


 しかし、話は重苦しい。ここで、平凡に「正義と悪が単純に割り切れない世界観が云々」などという高邁な分析や論評をするのは、どうせ他人がやっていると思うので改めて行なわない。


 さて、今回はあらすじを書くのが嫌気がさすぐらい展開が面倒くさかったが、雰囲気はなんとも昭和のドラマチックである。昭和を模した時代が舞台だから当たり前ではあるが、時代背景という事以外にも、展開の古臭さがなんとも昭和っぽい。来人と美枝子が新宿で出会って色々語り合うシーンとかを見ていると、「怪奇大作戦」の「京都買います」での牧とスドウミヤコの二人のやり取りを思い出してしまった。もしかすると、會川昇氏はそういう「作品の空気」という点まで、レトロ特撮物の再現を行なっているのかもしれない。

■TVアニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」公式サイト
http://concreterevolutio.com/