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アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」第5話感想:これは政府の陰謀なんだよ、スカリー


関連サイト→ TVアニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」公式サイト
放送 BS11。全13話。
【※以下、ネタバレ】


第5話 日本『怪獣』史 後編

■あらすじ

 神化42年。アメリカ軍は新戦力として世界各地に宇宙怪獣を配備し始めたが、そのうちの一体が日本で行方不明になる。実はその怪獣は松本の手に渡り、反戦運動を繰り広げる学生たちの元にあった。松本はガゴンの細胞と怪しげな薬を怪獣に投与し、新怪獣メガゴンを生み出す。捜査に来ていた超人課だったが、爾朗は薬を打たれて暴走し、学生たちを完全に敵に回してしまう。


 輝子は松本を支援して怪獣を強化する薬を提供していたのが笑美だと感づく。超人課は自分たちで怪獣を作らせておいて、それを超人に倒させるというマッチポンプを繰り返しており、課長も承認済みだという。超人課は邪魔になったメガゴンを始末するため、列車事故を引き起こしてメガゴンを焼き殺そうとするが、メガゴンは炎にも耐えてしまう。最後に爾朗がエクウスで駆けつけメガゴンを倒す。この事件以降怪獣ブームは沈静化し、妖怪ブームが取って代わった。


脚本 會川昇






■感想

 今回は視聴者が食いついて話題にしやすいように、ネタをばら撒きまくりである。


 まずは超人課(課長、芳村、笑美、人吉博士)がグルで政府の為に陰謀にまい進しており、超人を認めさせるために裏工作をせっせとやっているという事が暴露される。何も知らずに働いている爾朗は、もうピエロ同然である。さらに人吉は別口で爾朗相手に生体実験を敢行しているらしいし、誰も彼も陰謀に加担しているという「誰も信じるな」(byディープスロート)という世界になっていて、笑いが込み上げてきた。


 しかし超人課の裏の顔に気がつきながら、それでも列車破壊工作の指示に唯々諾々と従う輝子は、したたかなのか単なる何も考えていない馬鹿なのか判断に迷うところではある。


 爾朗の中に怪獣が眠っている云々というのも上手い引きである。


 あとは
学生運動
ベトナム戦争絡みの、戦争忌避の米軍兵士の逃走の援助
・昭和41年〜42年頃の怪獣ブームと沈静化、そしてその後の妖怪ブームの到来


 というネタも仕込まれており、語りたい人間には格好の題材になる作品となりそうだ。