アニメ「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件」第5話感想:毎回お嬢様女子高生が下着を見せるよね、このアニメ


関連サイト→ TVアニメ『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』公式サイト   原作
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。
【※以下、ネタバレ】

第5話 友達だけ (2015年11月4日(水)放送)

■あらすじ

・Aパート

 最近白亜は公人になつきまくりで、犯罪臭がするくらいべったり状態。それを見て嫉妬した愛佳・麗子・可憐は、ある日公人抜きで白亜と親交を深めようとするが、白亜は三人を完全無視状態で取り付く島も無い。三人は困惑するが、メイドが白亜を迎えに来た際、白亜が「今日は友達だけしかいなかった」というのを聞いてキュンとなる。



・Bパート

 愛佳がいつものように公人の部屋でだべっていると、公人が用事で部屋を離れ、入れ替わりに麗子がやってきた。元から仲の良くない愛佳と麗子は微妙な空気になるが、それでも二人はとりあえず(勝手に冷蔵庫をあさって)おやつを用意する。ところが初めて炭酸飲料を口にしたため、ビックリして互いに吹き出してしまい、服がべとべとに。二人とも制服を脱いで下着姿になるが、そのあとまた些細なことでケンカしてしまい、ベッドの上で取っ組み合いを演じる。そこに公人が帰ってくるが、二人が「ゆるゆり」を読んで百合に目覚めたのだと勘違いして、慌てて退散する、というオチ。


脚本:下山健人





■感想

 そこそこは面白いのですけどねぇ、漫画版を読んで感じるような楽しさが欠けているのがニントモカントモです。あらすじは漫画版と同じなので、つまるところ「間」というか「テンポ」というか、そういう物がよくない、つまり演出に責任がある、という気がしてきました。


 例えば序盤の公人と白亜のお料理シーンとかなぞなぞの場面ももう少しテンポ良く進めても良かったし、また恒例の愛佳と麗子の小競り合いも、もっと掛け合いを早くしてみるとか、見ていて楽しい、というところが欲しいですよ。


 このアニメを見ていると「原作のあらすじをただ絵にして動かしているだけ」という感じなのです。いやまあ、そりゃアニメ化というものは、「原作の話を動く絵にするもの」ですけど、アニメ化したからこその嬉しさというかプラスアルファというかそういうものが欲しいじゃないですか。このアニメにはそれが無いのですよね。残念ながら。


 今のところ、毎回女子高生のキャットファイトが見れるなぁ、くらいしかウリがありませんよ?


■一言メモ

 公人が遊んでいるのが「ラブプラス」風味のゲーム……、いやぁ、時事ネタを作品に盛り込むと、風化したときにキツいですよねぇ。