英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
- 作者: マイケル・ブース,寺西のぶ子
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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※NHK総合 毎週水曜 深夜 0:40〜1:00。全24話。
【※以下ネタバレ】
第24話[最終回] 日本を食べる/Eating Japan (2015年11月4日(水)深夜放送)
■あらすじ
マイケルは、日本での最後の1日を、子どもたちの願いを聞き入れてテーマパークで過ごすことにした。アスガーとエミルは大はしゃぎだったが、マイケルは全く楽しくない。そして、あろうことか子どもたちとの約束をほごにしてアンコウ料理を食べに行こうと言い出してしまう…果たして感動のフィナーレを迎えることができるのか?そして英国一家は、最後に何を食べるのか?
マイケル一家の日本滞在の最後の日がやって来た。一家は温泉宿を引き払うと、東京に戻り、アスガーの希望でお城がある有名な娯楽施設に向かう。アスガーはここで好きな物が食べられると大喜びしていたが、ここに来てマイケルが約束を翻して最後はあんこう鍋にしようなどと言い出し、険悪な空気に。
そこに突然ミスター鬼塚が現われ、自分がテーマパーク内で監修しているフレンチのレストランに一家を招待する。レストランのシェフはなんと(5話に出てきた)あのジャンだった。ところがエミルやアスガーが、フレンチを食べながらご飯も欲しいと言い出す。マイケルは朝に温泉旅館の朝食の際に作っておいた握り飯をこっそり取り出し、一行はフレンチ+ご飯を堪能する。
空港でマイケルにトシから電話が入り、もうマイケルが自力で「忘れ物」を見つけたので、会う必要はなくなったといってくる。そして一家は日本を旅立っていった。
- 作者: マイケル・ブース,落合マハル
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■感想
最終回という事で実写パート無しバージョン。フレンチを食べながらご飯が欲しくなる、って「うーん、確かにそうだろうなぁ、肉だけでおしまいとか無いわぁ」とか頷いてしまいましたよ。
■総括
- 作者: マイケル・ブース,落合マハル
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2015/06/26
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が原作のアニメ。もっとも内容をかなりアレンジしていて、例えば、マイケルが日本に興味を持つことになった日本料理の本を書いた人は、アニメの中ではミスター鬼塚ですが、原作ではあの「服部幸應」氏なんですよね。という事で、本は原作というより「原案」程度の扱いでしたが、これはこれで楽しいアニメでした。
基本的に一家がどこかに出かけて美食や食材に出会って大騒ぎ、という話ばかりで、軽いときは殆ど中身は無かったのですが、5話「第五の味覚」の回は本当に素晴らしかった。よく解らない「うま味」という味について徹底的に解説しており、「うま味=たんぱく質の存在を知らせる味」「ダシをとるという事はうま味をとるという事」といった、今まで良くわからなかった「うま味」について徹底レクチャーしてくれた名エピソードでした。
またその他にも「2話 最高の天ぷら」「3話 日本料理の神髄」「4話 力士サイズになる料理」と序盤は名エピソードの連発で本当に楽しかった。
原作とは微妙に(?)ノリが違うアニメでしたが、食アニメとして面白かったので、私としては○をあげちゃいます。
■一言メモ
なんと2016年1月1日に特番が放送予定! ひゃっぽう!
『英国一家、正月を食べる』
放送予定〉2016年1月1日(金) 総合 午後10:15〜午後11:04(49分)マイケルたちが食べるのは、タイトルそのままで “正月料理”です 。
帰国後、休みを家族と一緒にどこで過ごそうか、あれこれ調べていたマイケルは色とりどりの日本の正月料理の写真を目にしてしまい、再び日本を訪れたくなります。そこへ友人のトシからいつものように突然の電話がかかってきて「正月料理を知る前に、まずは米!」という謎のメッセージを受けたことから、マイケルは単身稲刈りシーズンの福島・郡山へ向かうことに…
正月料理とは一見無関係の “米”から始まる物語は、福島での稲刈りから“餅”“おせち料理”“とそ”など正月料理の世界へと展開していきます。
そして、今回のスペシャルでは、アニメキャラクターのマイケルだけではなく、“リアル・マイケル”が登場しますよ。お楽しみに!
http://www.nhk.or.jp/anime-blog/260/230965.html
- 作者: マイケル・ブース,落合マハル
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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