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CGアニメ「サンダーバード ARE GO」感想:第6話「ロンドン大停電」

アニメ


関連サイト→ NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO
放送:NHK総合(毎週土曜日 17:35〜18:00) 全26話。
【※以下ネタバレ】

第6話 ロンドン大停電 (2015年11月7日(土)放送)

■あらすじ

ペネロープとお茶をするため、バージルはおばあちゃんを乗せてロンドンへと向かう。ところがロンドンの上空に差し掛かったところで突然2号のパワーがダウン。更に目の前には真っ暗な市街が広がっていた。なんとロンドン中が停電していたのだ。制御不能な2号をなんとか道路に不時着させることはできたが、本部と通信もできなければ自慢の装備も使えなかった。そんな状況でも助けを求める人の声を聞いたバージルは救助へと向かう…

 バージルはお婆ちゃんのロンドン観光のため、サンダーバード2号に乗せてイギリスへと向かった。ところがロンドン上空に来たところで機体の全ての動力が停止し、同時にロンドン中も停電となってしまう。バージルはなんとか2号を不時着させることに成功した。バージルは何者かが電磁波を放射する「EMF発生器」を使って停電を引き起こしたと推理するが、全ての機器が使えないため対処のしようが無かった。


 一方、ペネロープとパーカーは、「ラダイト」と名乗る集団が街で犯行を宣伝するビラを貼っているところに出くわす。二人はラダイトに化けて彼らの集会にもぐりこむが、彼らは人間に文明は不要なので電気を奪ったという。さらにハイテク金庫の中に納められている、世界中の電気をコントロールするための「ユニバーサルキー」を狙っていた。実は彼らのリーダーはフッドで、ユニバーサルキーを手に入れると、電力を高値で売って儲けてやるといって逃走する。同じ頃、バージルとお婆ちゃんの活躍でEMF発生器は破壊され、ロンドンに電力が戻った。バージルはフッドを捕まえるより、人命救助を選ぶ。


 実はパーカーは、フッドが持っていたユニバーサルキーをすり取って、代わりに形が良く似た懐中電灯をつかませていた。最後にフッドが本拠に戻り、キーだと思っていたものが実は懐中電灯だと気が付いて、怒りの唸り声をあげて〆。





■感想

 今回はバージル以外の兄弟が一人も出てこない代わりに、今まで影の薄かったおばあちゃんが、孫と一緒に救助活動に一役買うという異色回でした。また、救助活動がメインでは無く、過激派組織「ラダイト」の陰謀を阻止するというテーマの話だったので、「これがサンダーバードというのは何か違うよね」という違和感が拭えないお話でもありました。


 まあ、オリジナル版でも、救助メインではなく、「謀略にペネロープたちが対処して、国際救助隊が力を貸す」という話もそれなりにあったので、アウトではないのですが、もっと王道の「事故災害からハイテクメカで人々を救助する」という話をやって欲しい、というのが偽りのない希望ですよね。


 また、バージルサンダーバード2号を、「お婆ちゃんのイギリス観光の送迎用に使う」という時点で、これはかなりガッカリしましたよ! サンダーバードメカは、世界の人たちの命を救う究極の切り札のはずなのに、「are go」ではトレーシー家の自家用の乗り物程度の扱いとは何たること、と憤慨です。


 オリジナル版のファンとしては、もっとガツンと「事故災害で困っている人たちがいる→サンダーバードメカしかもう助ける手段は無い→インターナショナルレスキュー出動!」というお話を見てみたいものです。