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アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」第6話感想:やつらは日本武道館で初めてロックコンサートを行なった

アニメ


関連サイト→ TVアニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」公式サイト
放送 BS11。全13話。
【※以下ネタバレ】


第6話 やつらはいつでも笑ってる

■あらすじ

 神化44年10月。コミックバンド「マウンテンホース」の演奏を、爾朗と風郎太が眺めている。


 神化41年6月。海外の超有名四人組バンドが来日公演を行なったが、マウンテンホースはその際前座で演奏していた。実は四人組は超人で人間の心に不可思議な影響を与える能力があった。これが原因でマウンテンホースの四人は、それぞれ微弱ながら超人の力に目覚めてしまう。しかし、法律で超人の存在を報道することは厳しく制限されているため、彼らは自分たちの力を隠すことにした。


 一年後。マウンテンホースは、方向性を変え、コミックバンドとなることでそれなりに成功していた。しかし彼らは大手広告会社「帝都広告」が菓子会社と組んで陰謀を進めていることを知ってしまう。帝都広告は、超人の能力を喪失させる薬「マイノリン」をチョコレートに仕込み、それを若者たちにばら撒くことで、超人の数を減らそうとしていた。マウンテンホースのメンバーはそれを知り、各人の力を使って計画を潰すが、メンバーの一人はその際死んでしまった。


 神化44年10月。爾朗はマウンテンホースに仲間になるように求めるが、断られてしまう。


脚本 會川昇






■感想

  ビートルズ来日公演 をネタにしたエピソード。ゲストキャラクターのマウンテンホースの四人が主人公となっており、逆に超人課のメンバーは全くの脇役で、ヒロイン輝子に至っては台詞すらない、という異色回。ちなみに、マウンテンホースはビートルズの前座を務めたドリフターズがモデルなのは間違いなし(ドリフってバンドだったのよ、知ってました?)。


 今回は超人課の謀略ではなく、超人課のライバル組織「帝都広告」による超人数削減計画をマウンテンホースの面々が防ぐ、という、まあそこそこ明るい話となった。もっとも、番組開始当初に予測していたような「レトロフューチャー系超人アクション物」ではなく、結局「ヒーロー物の設定を借りた暗い系ストーリー」なので、あまり楽しめているとはいえない。


 超人が政府によって保護(制限)されている、という設定は、映画「ウォッチメン」を連想させる。ウォッチメンは、ニクソン政権によってアメリカンヒーローの活動が制約されている、という世界観となっていたが、超人課が超人をコントロールしようとするあたりはそっくりではないか? また、超人が戦争に戦力として参加する、という点も似ているだろう(コンレボではアメリカンヒーローたちが太平洋戦争に参加していたが、ウォッチメンではヒーローがベトナム戦争に参加してべトコンを殺しまくったことになっていた)。超人課を裏切ったはぐれ超人の爾朗は、さしずめロールシャッハ役というところだろうか。


 もうひとつ。1960年代の歴史的出来事をテーマに、「実はその裏に謀略があった」という筋立ては、今まで何か引っかかるものがあったが、ようやく、1990年代のアメリカドラマ「 ダークスカイ 」に似ていると思い当たった。この「ダークスカイ」は、1960年代の歴史的事実には実は宇宙人が関与していた!という設定で、ケネディ暗殺とかビートルズのエド・サリバン・ショー出演の裏には宇宙人「ハイブ」の陰謀が!!というエピソードが展開された。ほら、コンレボとノリが似てないかな?