CGアニメ「サンダーバード ARE GO」感想:第7話「高速トレイン大暴走」


関連サイト→ NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO
放送:NHK総合(毎週土曜日 17:35〜18:00) 全26話。
【※以下ネタバレ】

第7話 高速トレイン大暴走 (2015年12月19日(土)放送)

■あらすじ

高速でテスト走行をしていた機関車のコンピューターが突如反応しなくなって暴走を始める。スコットはブレインズを連れて1号で緊急出動。暴走を止めるため、ブレインズがケーブルを伝って機関車に飛び乗ることになったが、一人では無理だと判断したスコットは1号をリモート制御しながら、ブレインズと一緒に機関車へ。コンピューターは操作不能、前方には満員の通勤電車が走っていた…。

 日本で、テスト中のリニアモーターカーが制御不能になり暴走し始めた。情報をキャッチしたジョンは、ただちにスコットに出動を要請するが、現地で複雑な作業が必要そうなことから、スコットはブレインズを同行させることにした。二人は機関車に乗り移り、ブレインズは回路を操作するが、車両のコンピューターが異常をきたしており、どうやっても機関車を停止出来ない。


 ジョンはアランの言葉で、コンピューターは異常なのでは無く自分相手にゲームをしたがっていると気がつき、ゲームに付き合って隙を作り、コンピューターに侵入して正常に戻す。ところが機関車を停止させようにも、ブレインズが回路をいじくりまわしたことで、まともな操作が不可能になっていた。ブレインズは慌てて回路を元に戻し、駅に激突する寸前で機関車を停止させる事ができた。


 ジョンは機関車のコンピューターを調べ、その中に随分前に自分が作ったプログラムが残っていたことを発見する。機関車の暴走はそのプログラムのせいらしかった。




■感想

 今回の舞台は日本ですが、列車のデザインが〜〜。いくらテスト車両でもリニアモーターカーにあんな無骨なデザインの機関車は無いと思うのですけど。イギリス人、結構日本を見くびっていないか?


 いつもは基地で汗もかかずに仕事をしているブレインズが、今回はロープにぶら下がって暴走する機関車に飛び乗るという体を張った仕事をしていて、ちょっと笑ってしまいましたが……、いやいやいや、2050年代なのだから背負い式のジェット飛行パックとかそういうの有るのでは。少なくともオリジナル版にはそういうの有ったぞ。


 今回もまたゲスト救助メカの登場は無し。キャラクターがCGになったことで自由に動かせるようになったのは良いのですが、おかけで「インターナショナル・レスキューのメンバーが体を張って事件を解決する」話ばかりになってしまっているのが痛し痒し。もっと二号から秘密救助メカをバンバン発進させて欲しいのにねぇ。


 オチの、ロボットのマックスが作ったお菓子が超おいしそうで、おばあちゃん御手製のクッキーがしいたけみたいな外観でクソマズイ、というところは笑ってしまった。というか、装備の中に泡立て用のミキサーがあるって万能すぎだろ。