紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「難船者たち」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 529巻)(2016年9月21日(水)発売)


難船者たち (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-529 宇宙英雄ローダン・シリーズ 529)

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難船者たち (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-529 宇宙英雄ローダン・シリーズ 529) 文庫 2016/9/21
H・G・フランシス (著), クルト・マール (著), 工藤 稜 (イラスト), 若松宣子 (翻訳)


銀河間の虚空にあるマークスのルックアウト・ステーションを襲った種族の正体とは?


ハルト人イホ・トロトと惑星ジャルヴィス=ジャルヴ出身のブルーク・トーセンは、“デポ"をめざして飛行をつづけている。同じころ、異知性体三名の乗る宇宙船が銀河間のブラックホールをめざしていた。宇宙船に乗るセレスプラマー人たちの故郷惑星は、小惑星群との衝突が避けられず、種族は絶滅の淵にある。そこで、三名はブラックホールによる空間ジャンプで、はるか彼方にあるべつの居住惑星を探そうとしていたのだ!

【※以下ネタバレ】



◆1057話 難船者たち(H・G・フランシス)(訳者:若松宣子)

 (1047話からの続き)。セト=アポフィスの支配下にあるイホ・トロトとトーセンは銀河間空間に乗り出したが、宇宙船の不調のため、宇宙駅ルックアウト・ステーションに寄港した。しかしトロトの黒い手袋がステーションからエネルギーを吸収し始め大混乱が発生したため、修理できないまま発進を余儀なくされた。トーセンは目指していた「デポ」が、ツインクエーサーではなく、全く別の場所にある何かだと悟った。(時期:不明。NGZ425年3月頃?)


◇1058話 M-3への進撃(クルト・マール)(訳者:若松宣子)

 (1056話からの続き)。ローダンはポルレイターが銀河系のM-3球状星団に向かったことを知り、捜索に乗り出した。M-3ではポルレイターの用意していた様々な仕掛けで捜索が難航するが、水素惑星『EMシェン』に何らかの手がかりがあることを突き止めた。(時期:不明。NGZ425年5月20日~)