【ウォーゲーム】空母戦ゲームのデザイン論に感心する

takoba.exblog.jp

●もうなんだってカードゲームにしてしまえばいいんじゃないか(その2) : しゅみのしみゅれーしょんげーむ
http://takoba.exblog.jp/26792236/


ずっと昔、敬愛してやまないCMJの中黒氏から「空母戦って有史以来数えるほどの回数しかなくて、モデルを構築できるほどのデータがない。」って言われたことがあります。 


確かに、両軍が空母戦力をもって対峙したのは「珊瑚海海戦」「ミッドウエイ海戦」「第二次ソロモン海戦」「南太平洋海戦」「マリアナ沖海戦」が、そのすべてです。 


多くの空母がまつわる戦記でこれらの「運命のいたずら」がクローズアップされ、まるで勝敗を喫した大きな要因のように語られることで、我々空母戦ゲーマーはそういったことがゲームのシステム上も起こりえることに期待してしまいます。 


 しかしそうなると、世の中の森羅万象をあまねく再現できるようなシステムが望まれることになります。

 
 こういう視点で考えたことはなかったので、なるほどなぁと思った次第。●●海戦で起こったあのイベントを、とルール化すればどんどん肥大化していくし、「あんなことはめったに起こらないから」と切り捨てればもう味もそっけもない(?)淡白なものになってしまうしねぇ。