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感想:小説「細胞活性装置の危機」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 532巻)(2016年11月9日(水)発売)

ペリー・ローダン

細胞活性装置の危機 (宇宙英雄ローダン・シリーズ532)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150121001
細胞活性装置の危機 (宇宙英雄ローダン・シリーズ532) 文庫 2016/11/9
デトレフ・G・ヴィンター (著), クラーク・ダールトン (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田 洋一 (翻訳)


ダン・ピコット》に乗る細胞活性装置保持者たちの体調がいっせいにおかしくなった!


ペリー・ローダンの乗る“ダン・ピコット”は、ポルレイターのシュプールを探すため水素惑星EMシェンや火山惑星ヴァルカンでの冒険を終えたあとも球状星団M‐3内にとどまっていた。そんなとき、幹部乗員たちが次々と体調の異変を訴えはじめる。アラスカ・シェーデレーアは目眩をおぼえ、グッキーは胃痙攣に苦しみ、ジェン・サリクは集中力の低下を感じていた。その原因は細胞活性装置の不具合によるものらしかった!


発売日 = 2016年11月9日(水)
サイクル= 第16サイクル「宇宙ハンザ」


【※以下ネタバレ】
 

内容

◆1063話 細胞活性装置の危機(デトレフ・G・ヴィンター(初))(訳者:嶋田 洋一)

 ローダンたちはM-3球状星団の探索を続けていたが、突然不死者たちの細胞活性装置に異常が発生し!?


 前回のラストで、ポルレイターのアンドロイドに侵入したダルゲーテン二人とテラナーが出会うだけの回。ちょっと話を引っ張りすぎという気もしますが、質は悪くはなく。

 本作は新メンバー「デトレフ・G・ヴィンター」氏のデビュー作となりますが、唐突にローダンの誕生日(6月8日)を祝う描写があったり、ローダンが若手研究者にイラついて妙に絡むなど、やはりいつもの人たちとは作風が違うなぁ、という気はしました。



◇1064話 難破船(クラーク・ダールトン)(訳者:嶋田 洋一)

 《ダン・ピコット》艦内で何者かによる破壊工作が行われ!?


 ローダンの乗艦が墜落して未開惑星で助けを待つ、とかいうイベントは、昔は結構頻繁にあったのに、最近はご無沙汰なので、実に懐かしい気がしました。それにしても、ローダンが真っ先に逃げ出すって、まあ理屈としては納得できるけど、宇宙英雄が仲間を置いていくのはどうなんだと割り切れないものも……



 前半・後半ともまずまずのお話でした。


表紙絵

 メインはローダンとグッキー。背景は爆発する《ダン・ピコット》。


あとがきにかえて

 担当は「嶋田洋一」氏。全3ページ。「今年還暦だが老人になった感覚がない」という話と、新作者デトレフ・G・ヴィンターの紹介。


次巻予告

 次巻は533巻「超ヴィールス」(ペーター・グリーゼ&エルンスト・ヴルチェク)(2016年11月22日(火)発売予定)。


おまけ

 関連サイトはこちら。
archduke.la.coocan.jp