感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第13話(シーズン1 第13話)「いけにえ」

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【※以下ネタバレ】
 
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第13話 いけにえ Elena

 

あらすじ

不可思議な言動を見せるようになった美人スパイ、エレナ。任務の継続が不可能と判断されれば、彼女の抹殺指令が下されることになる。彼女の命を救うため、ローラン(マーティン・ランドー)が原因の解明に挑む。


美人スパイ、エレナ。彼女は前大統領の娘で科学者、母国の平和のためアメリカ政府に協力していたのだが、最近になって不可思議な言動を見せるようになっていた。任務の継続が不可能となり、さらに両国の関係にとって危険な存在と判断されれば、彼女の抹殺指令が下されるという事態に…。彼女の危機を救うため、ローラン(マーティン・ランドー)が原因の解明に挑む。

※DVD版のタイトルは「生贄」。


【今回の指令】
 アメリカの諜報員エレナ・デル・バーラは、中南米アメリカの友好国の人間で、同国に浸透している敵対勢力の動向を報告するのが任務である。ところが最近彼女の行動がおかしくなり、特に先日送ってきたマイクロフィルムには自国の機密情報が収められていた。IMFは彼女の異常な行動の原因を探り、今後も諜報員として活動できるか確認しなければならない。


【作戦参加メンバー】
 ローラン、カルロス(ゲスト)(※ブリッグスは指令の受領とメンバー選定のみ)


【作戦】
 今回はブリッグスはエレナと顔見知りのため任務に参加できない。また別組織の人間がIMFの報告を待っており、もしエレナが信用できない場合には殺す手はずとなっていた。

 ローランはセールスマンという設定でエレナに近くと、エレナは時々性格が突然変貌して意味不明の言動をとることが分かる。精神科医のカルロスはエレナが何者かに強力な催眠術をかけられていることを突き止めるが、その相手の正体は皆目見えてこない。

 色々あって、エレナは反大統領派に催眠をかけられており、式典の際に大統領を売国奴呼ばわりして彼を失脚させるようにされていることが分かる。エレナは「大統領が国家機密のマイクロフィルムアメリカに売り渡した」と糾弾することになっており、そのためにフィルムを盗んだのだった。

 そして式典の際、大統領の側近的なキャラ(名前聞き取れず)がインカ帝国の仮面的な物を取り出してエレナの催眠を発動させようとするが、ローランが仮面を叩き壊し、さらにこっそりペンに偽装した隠しナイフとマイクロフィルムをポケットに押し込む。側近キャラは最初はとぼけるものの、ナイフとマイクロフィルムが見つかって、言い逃れできず逮捕されてしまう。ローランはエレナとキスしてお別れして〆。


感想

 評価は△。

 今回はスパイ大作戦というより「スパイローランの大冒険」といったノリ。いつものレギュラーメンバーはことごとくお休みで、ローラン一人で現地に赴いてスパイ活動を行うのだが、変装もしないし、美人スパイとちょっといいムードになったりして、いつものスパイ大作戦的なノリはどこにもない、という困ったエピソードであった。

 正直見るべきところは皆無で、この話はなかったことにしても問題ないと思われる。


参考:今回の指令の入手方法

 ブリッグスが車で駐車場に乗り付け、停めてあるキャンピングカーのカギのかかったドアを開けて客室部分に入りこむ。そしてオープンリール式テープレコーダーでテープを再生して指令を確認する。最後「このテープは直ちに処分してくれたまえ」と言われるので、そばの流しのなかの液体に放り込むと、いきなりテープが煙を吹く(酸か何かが満たされていた模様)。


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