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感想:アニメ(新番組)「紅殻のパンドラ」第1話:物凄い1990年代アニメ臭、エンドカードは園田健一、これは90年代なつかしアニメに百合風味を添加した「攻殻機動隊」か?

アニメ


【電子版】紅殻のパンドラ(1)<紅殻のパンドラ> (角川コミックス・エース)
関連サイト→ 【紅殻のパンドラ】オフィシャルサイト http://k-pandora.com/
放送 AT-X
【※以下ネタバレ】

「全身義体」の少女、七転福音は、親類を頼って人造のリゾートアイランド「セナンクル島」に向かう。そこで待っていたのは重武装のテロリストや大量破壊兵器が跋扈する、途方もない「新生活」?だった。

第1話 『#01 適合者 -アデプタ-』

■あらすじ

 「七転福音」(ななころび・ねね)は、脳以外が全て機械の体「全身義体」の少女。福音はおばのいる「セナンクル島」に行く途中の船で、美人実業家「ウザル・デリラ」と、ウザルのアンドロイド「クラリオン」と知り合う。ところが島に上陸した途端、街が何者かによって攻撃を受けて大爆発を起こしてしまう。福音は、成り行きでウザル&クラリオンと行動を共にする事になり、クラリオンから兵士のプログラムをインストールされて、銃の達人となって二人を守る事になる。ところが最後、「悪党」たちのほうが音をあげて降参してくる。どうも「悪党」たちはウザルの知り合いらしい。


■感想

◆立ち上る1990年代の空気

 原作は未読で、あの士郎正宗が原案という事で、一体どんな作品なのかとドキドキしながら視聴したのですが……、なに、このものすごい1990年代臭(笑) 「年齢不詳の美人科学者がトラブルメーカーとなって騒ぎを起こし、主人公がそれに巻き込まれて」って、これを90年代風と言わずになんというのか(笑) 画面を見ながら「天地無用」の鷲羽のことが脳内に点滅してましたよ(笑)


◆そして「攻殻機動隊」風味でもある

 その一方で、主人公福音は「全身義体」で、しかも「光学迷彩」を使う、という「攻殻機動隊」コンパチ設定。さらにメインキャラの一人ウザルの声は先代草薙素子田中敦子なのだから、嫌でも意識せずにはいられませんよ。しかし田中敦子級のベテランにあんなつまらない台詞をダラダラ喋らせて、スタッフは申し訳ないとは思わないのか。見ているほうが「こんなつまらない仕事をさせてしまってすみません」と土下座したくなったぞ(笑)


◆あざといキャラ設定

 キャラ設定がまたあざとい。主役は天然ボケ気味のサイボーグで百合趣味、続いてケモミミアンドロイド、さらに見た目若いけど多分ババァなマッドサイエンティスト、さらに雑魚敵?はバニーガールにメイドに体操服ってwww 「こういうのを出しておけばお前ら食いついてくるだろ?」という意図が見え見えすぎて困る。


エンドカードはソノケン

 もう近年のアニメでは必須のエンドカード。初回はなんとソノケンこと園田健一氏。この人も「ガルフォース」とか「バブルガムクライシス」とか、1980〜90年代のアニメ業界で有名だった人で、ここでも漂う前世紀臭。何これ狙ってるの?


◆なんとなく気になる

 一話目で大体の空気は掴んだような気がします。今後もマッドな美人科学者が騒ぎを起こして、福音たちが毎回銃を撃ちまくるみたいな話になるのでしょう。でも、それなりに面白そうじゃないですか? 今後も見ていくつもりですヨ。

<スタッフ>
原作:『紅殻のパンドラ』(角川コミックス・エース)
原案:士郎正宗
漫画:六道神士
監督:名和宗則
脚本:高橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:谷 拓也
アニメーション制作:Studio五組・AXsiZ


<キャスト>
七転福音:福沙奈恵
クラリオン:沼倉愛美
ウザル・デリラ:田中敦子
ブエル:森田順平
ブリ――――:松田颯水
バニー:村川梨衣

http://www.at-x.com/program/detail/6918