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感想:アニメ「VENUS PROJECT -CLIMAX-」全6話:歌と踊りとロボットバトルを描くには、歌唱力と画力が足りなさすぎて

アニメ


VENUS PROJECT -CLIMAX- 1巻 【Blu-ray】
関連サイト→TVアニメ VENUS PROJECT(ヴィーナスプロジェクト)-CLIMAX- 公式サイト http://vproject.jp/anime/
放送 AT-X。全6話。地上波放送 2015/07〜09。
【※以下ネタバレ】

フォーミュラ・ヴィーナス――

それは歌やダンスのパフォーマンスを通し、己の熱い想いをぶつけ合う魂の闘い。
これは、その頂点を目指す若きアイドルたちの物語である。

今より少し未来の日本。情報端末や映像技術が高度に発達している世界。
人々は新たなエンターテイメントに熱狂していた。
"FORMULA VENUS(フォーミュラ・ヴィーナス)"通称"F-V"と呼ばれるこのエンターテイメントは、選ばれしトップアイドルが己の力と技と、 培ってきたすべての経験を生かしパフォーマンスを競い合うライブバトルである。
この物語は『VENUS PROJECT』への切符を手にした少女たちがアイドルの最高峰を目指し、激しい戦いに身を投じ、熱き血潮をたぎらせ、 努力し、友との友情の中、勝利を目指す姿をドラマ化したものである。

http://vproject.jp/anime/story.html

■あらすじ

 近未来、日本では「フォーミュラ・ヴィーナス」というアイドル同士の戦いをテーマとしたエンターテインメントが人気となっていた。これはアイドルたちが一対一で歌唱力やダンスなどのパフォーマンスを競いあい、さらにアイドルの能力が数値化されて、バーチャルリアリティで「アイレス」という巨大ロボ的キャラ同士のバトルが映し出される、というものだった。

 新人アイドル・原エリコはフォーミュラ・ヴィーナスの新人王決定戦トーナメントに参加し、優勝を目指していた。色々有って、エリコは決勝で大本命「流華・ソバガスキー」と対決、延長戦の末敗れるが、エリコと流華は健闘をたたえあっておしまい。


■感想

 新人アイドルが8人集まって、トーナメント形式で歌唱力・ダンス力を競い合い、ナンバー1を決める、という、その設定だけ聞くと「ラブライブ!」とか「アイドルマスター」みたいな作品みたいで、凄く面白そうなのですが、そこに何故か「ロボットのバトル」という要素まで入れてしまっているため、ただのイロモノアニメになっている哀しい作品。

 まあ、そもそも全体的に雰囲気が古臭い。1980年代のOVA作品みたいなクラシックな感じで、ヒロインのエリコが孤児院「ちみっこハウス」出身で、稼ぎの大半をハウスに入れているとか、エリコを鍛えるジャージ姿の鬼コーチがいるとか……、

 多分わざとそういう設定にして面白みを出そうとしたのだと思いますが、似たような試みをした名作「トップをねらえ!」は、わざと昭和スポコンアニメのフォーマットを踏襲しつつも、その土台にはハードなSF設定が用意されていたので、昭和くささはスタッフのお遊びと認識できました。しかし本アニメはそういう土台が無いので「ただの古臭いアニメ」にしかなってない……

 またアイドルの歌がウリなのに、声優の歌唱力はアレだし、作画の方もやはりアレなので、ダンスシーンとかロボットバトルシーンが見ていて悲しみしか生まない……、何故こんな企画にゴーサインが出ちゃったんでしょうねぇ? 誰得?

 1980年代ならこれでも良かったと思うのですけど、2015年にこのクオリティは無いわぁ、と嘆くしかないアニメでありました。


<スタッフ>
監督:中山岳洋
脚本:雑破業
キャラクターデザイン/総作画監督:斉藤良成
音響監督:平光琢也
音響制作:神南スタジオ
音楽制作:イマジン
アニメ制作:ノーマッド


<キャスト>
原エリコ:秦佐和子
流華・ソバガスキー:飯田里穂
濡羽美鳥:早瀬莉花
高野 歌恋:姫崎愛未
更級 美月:田辺留依
香島 夕:根本流風
紅神 明日花:朴ロ美
黒城 星:宍戸留美
河藤 勇:伊達朱里紗
大森ほるす:木村珠莉
古畑千亜:山岡ゆり
鶴巻 蓮:中恵光城
小瀬路未:小野早稀
コーチ:子安武人
社長:高橋理恵子
先生:金月真美
ケンタ:田村睦心
サトル:村瀬歩
幼女:加隈亜衣
大佐:岩崎征実
中尉:小清水亜美
運転手:下崎紘史
実況:郄坂篤志
金竹:赤澤涼太
AI:+α/あるふぁきゅん。

Venus Drive!! ?キミは燃えているか?

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