感想:海外ドラマ「ナイトライダー シーズン1」第1話「電子頭脳スーパーカー誕生」

ナイトライダー シーズン 1 バリューパック [DVD]

NHK ナイトライダー http://www4.nhk.or.jp/P3795/
放送 BSプレミアム。全21話。

【※以下ネタバレ】
 

80年代に大ヒットした海外ドラマ「ナイトライダ-」がNHKに初登場。
ハイビジョンリマスター版でシーズン1を放送します。

悪と闘うマイケル・ナイトデビッド・ハッセルホフ)が、人間の言葉を話すドリーム・カー「ナイト2000」とともにさまざまな事件を解決する。派手なカー・アクションは必見。(全21回)


※他のエピソードはこちら→「ナイトライダー シーズン1」あらすじ・感想まとめ

第1話 電子頭脳スーパーカー誕生 Knight of the Phoenix (2016年1月20日(水)放送)

■あらすじ

刑事のマイケルは産業スパイを逮捕する直前、銃で顔を撃たれ、ひん死の状態に。だが財団を運営するナイト氏に救われる。実は彼には、ある思惑があった…。

刑事のマイケルは産業スパイを追いつめるが、銃で顔を撃たれひん死の重傷を負う。彼の命を救ったのはナイト財団を築いたナイト氏だった。新しい名前と顔、さらに人工知能「キット」を搭載した車、「ナイト2000」をマイケルに与えた彼は、巨大な悪を倒すという自らの夢を託し、この世を去る。復讐心に燃えるマイケルは財団の責任者デボンと組み、自分を撃った産業スパイを追う。

 刑事マイケル・ロングは、産業スパイ摘発のため、相棒と共に潜入捜査を行なっていた。しかし相棒はスパイたちのボス・ウィルソンたちに殺され、マイケルも社長秘書タニアに顔面を撃たれ瀕死の重傷を負う。

 マイケルは、富豪ウィルトン・ナイトによって助けられ、社会的には死んだことにされる一方、整形手術で全くの別人「マイケル・ナイト」として蘇った。病に犯されていたウィルトンは、マイケルにこの世の悪と戦って欲しいという夢を託して死ぬ。マイケルには、悪と戦うための武器として、ナイト財団の開発したスーパーカー「ナイト2000」が用意されていた。しかし、マイケルは財団の幹部デボンから、タニアがカリフォルニアにいると知らされ、復讐のためカリフォルニアへと向かってしまう。

 道中、マイケルは、ナイト2000には、人間の様に会話が可能なスーパーコンピューター「KITT(キット)」が搭載されている事を知る。

 カリフォルニアでは、大手コンピューター会社コムトロンに、タニアが社長秘書、ウィルソンが警備主任として、それぞれ入り込んでいた。マイケルはウィルソンたちがコムトロンの極秘情報を盗み出そうとしていると睨み、接近を試みるが、ウィルソンたちはマイケルを司法組織の人間だと思い、命をねらう。スパイ組織を率いていたのは実はタニアだった。しかしマイケルはナイト2000の性能とキットのおかげで、障害を次々と突破した。タニアはナイト2000に発砲するが反射してきた弾丸に当たって死に、ウィルソンたちは警察に逮捕された。

 最後、マイケルはデボンにウィルトン・ナイトの夢を受け継ぐ事を告げた。こうしてマイケルは悪と戦う現代の騎士「ナイトライダー」となったのだ。


■感想

 1980年代を代表するアメリカンドラマの一つ「ナイトライダー」がNHKで復活です。初回放送がテレビ朝日の「日曜洋画劇場」で1984年12月の放送でしたから、31年ぶりの再会ですよ。懐かしすぎぃぃぃぃ!

 31年前に視聴したときは、『こっ、これは……、凄すぎる!!』とメチャクチャ興奮して、翌日友人と感想を話し合ったものでしたが、31年ぶりに見直してみると、結構かったるいというか、あまり練りこまれたシナリオというほどでも無いことに気がついてちょっとショックです。

 しかし「ナイト2000」は31年たった今見てもなおカッコイイ!! マイケルとキットの漫才も記憶の通り楽しいし。ナイト2000のあの赤いランプと「ヒュンヒュン」という効果音だけで燃える! テレビ放映は大体見たつもりですが、ストーリーはほぼ完全に忘れてしまっていると思われるので、初見感覚で楽しめそうです。

■豆知識

 マイケルの愛車・黒いトランザムの名前が「ナイト2000」。そのナイト2000に搭載されているコンピューターが「キット」。マイケルが車に向かって「キット」と呼びかけているので車の名前が「キット」だと思っている人が実に多いのですが、お間違えなく。


※他のエピソードはこちら→「ナイトライダー シーズン1」あらすじ・感想まとめ

※こちらもどうぞ→「ナイトライダー」シリーズ作品まとめ
 
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