感想:アニメ「紅殻のパンドラ」第3話「偽装空間 -テラリウム-」


【電子版】紅殻のパンドラ(1)<紅殻のパンドラ> (角川コミックス・エース)
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放送 AT-X(最速放送)
【※以下ネタバレ】

第3話 『#03 偽装空間 -テラリウム-』

■あらすじ

 バニーたちはテロリストとして兵士たちに逮捕される一方、福音とクラリオンは保護されて、そのまま福音の保護者「崑崙八仙拓美(ころばせ・たくみ)」(三宅麻理恵)の家に送り届けられる。拓実は義体化していて見た目少女で、ウザルとは知り合いらしい。拓実は福音とクラリオンがブエル起動の鍵だと知って、なにやら企む。一方刑務所に護送中だったバニーたちは謎の爆発事件と共に行方不明になる。

 外出した福音とクラリオンは、尾行してきたバニーにブエル起動のためのキー(ウザルの眼鏡)を渡すように泣きつかれる。クラリオンはウザルの残していた指示に従って眼鏡を渡す。バニーたちは謎の男の指示に従って行動していた。

■感想

 いやぁ、いいね、この中途半端なレトロ感覚。見ていると「あれ、今は1996年?」とか思えてきてしまう、諸々の古風な感じがたまらない。多分20代以下には悪評の嵐かもしれないけど、アラサー以降には「なっ、なつかし、昔のテレビ東京のアニメの再放送?」とかいう感じで喜ばれているのではないでしょうか。「天地無用」とかあのあたりの感覚で。

 福音とクラリオンのじゃれあいも、一応百合設定なのだろうけど、全く2010年代のセンス(ラブライブ!とかその他のキャッキャウフフアニメの要素)が反映されておらず、百合スキーがピクリとも反応できなさそうなのも、これはこれでなんかイイ。