感想:アニメ「無彩限のファントム・ワールド」第3話:完全なギャグアニメになった……、京アニも変わったよね


無彩限のファントム・ワールド 1 [Blu-ray]
関連サイト→TVアニメ「無彩限のファントム・ワールド」公式サイト http://phantom-world.com/
放送 BS11
【※以下ネタバレ】

第3話 記憶コピペ作戦

■あらすじ

 晴彦たち三人は、今度は橋の上に陣取り人を襲うというファントムの退治を依頼される。三人が目的の橋に到着すると、人語を解する美少女ファントム二人が現われ、何故か舞を名指しで勝負を挑んできた。さすがの舞も二対一ではかなわず退散を余儀なくされる。

 舞はこちらも戦力増強を図ろうと、晴彦と玲奈に中国拳法をマスターさせようとするが、付け焼刃ではどうにもならない。晴彦は得意の怪しげな知識で「全人類は外部のクラウド的なモノに記憶を共有している。そこから舞の拳法修行時の知識をダウンロードできれば、自分もたちまち拳法の達人に」とか言い出す。それにアリスが乗ってしまい、とりあえず二人は記憶を共有しやすくするため、舞が思い出深い場所を一緒に出歩く。

 とかなんとかやっているうちに、一行はまたファントムが出る橋に来てしまう。晴彦と舞は頭をぶつけた事で偶然にも記憶の共有に成功、なんだかんだで勝利する。美少女ファントムたちは、その昔、遊びに来ていた幼い頃の舞にボコられてしまい、復讐の為に特訓して実力をつけて待ち受けていたことが分かる。結局二体は封印された。あと、一行のあとを謎の幼女が付けまわしていた。

脚本:志茂文彦


■感想

 もはやただのギャグアニメになっている(笑) 舞と晴彦の合体攻撃とか、舞「実は私が事件の原因でした〜、ごめーん、てへぺろ」とか(笑) でも適当に楽しめてイイですね。

 京アニは、もはや「響け! ユーフォニアム」みたいな格調高い?アニメに特化して仕事をしていると思っていたら、その次に繰り出してきたのが、この色気とバカ要素満載のアニメとは。京アニも真面目仕事だけでは無く、オタッキーな層に向けた仕事も(また)するようになって、最近頭が柔らかくなったというか姿勢が柔軟になったというか、大人になったというか。

 まあいい傾向なんじゃないですかね。あの画力を乳揺れに使うとか、そういう方向に発揮するのは素晴らしい事だと思いますよ、ワタシは。