感想:アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」第3話:良くも悪くもクラシックなノリであります


Golden Life/OVERNIGHT REVOLUTION

関連サイト→TVアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」公式サイト http://activeraid.net/
放送 BS日テレ
【※以下ネタバレ】

第3話 『File3 アリーナからの挑戦』

■あらすじ

 テレビ局に何者からか、第八に関するスクープを提供するという怪文書が届く。内容は、大人気『男の娘』アイドル「神明天夢(しんめい・あむ)」のコンサートに、盗んだウィルウェアを潜入させるので中継の準備をしろ、というものだった。そして実際にコンサート会場に盗まれたウィルウェアが出現し暴れ始める。早速第八が制圧に向かうが、ミュトスが外部からウィルウェアをコントロールしたため、黒崎・瀬名の二体がかりでも処理しきれない。第八とミュトスはウィルウェアのハッキング合戦を行い、相手をかく乱して時間稼ぎするため、あさみが天夢の歌を歌ってその画像と音声を天夢のものに置換する、という茶番を演じることに。結局瀬名がウィルウェアの動力源を破壊して停止させたが、かざりが歌って踊っているところがテレビにばっちり中継されていた。

脚本:荒川稔久

■感想

 相変わらずちょっと古めのヒーロー物の枠組みでやっていて、これはこれで面白くは有るけど……、「男の娘アイドル」という今風の設定を盛り込んだ割に、それがストーリーに全く影響が無い、というのは「とってつけた感」は否めません。別に普通の女の子アイドルでも本筋に何の影響も無かったし。

 また、かざりが嫌々ウィルウェアで歌って踊って、とするシーンも古臭いというか、「かざりがいなくても、何から何まで全部コンピューター処理で作り上げればよかったんじゃね?」という疑問が浮かんでしまうし。

 ついでにいうと瀬名が自分のPCの設定を黒崎に変えられたと愚痴ってましたが、もしかしてこの部署一人一台PC体制じゃないのか、とかみょうちきりんな感覚がしたり。

 こんな風に書くと「文句ばかりなら見るな」と言われそうですが、嫌いじゃない、というかかなり楽しんで見ています。ただ、設定とか展開にみょーな古臭さを感じるんですよねぇ。これも慣れるまで辛抱、ということかな。