感想:海外ドラマ「ナイトライダー シーズン1」第6話「命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ!」


ナイトライダー シーズン 1 バリューパック [DVD]
関連サイト→NHK ナイトライダー http://www4.nhk.or.jp/P3795/
放送 BSプレミアム。全21話。
【※以下ネタバレ】


※他のエピソードはこちら→「ナイトライダー シーズン1」あらすじ・感想まとめ

第6話 命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ! Not a Drop to Drink (2016年2月10日(水)放送)

■あらすじ

ある渓谷で水の利権を巡る争いが起きていた。近隣の牧場主たちへの嫌がらせが頻発。マイケルは渓谷に向かう!


ある渓谷で水の利権を巡る争いが起きていた。近隣の牧場主たちが裁判で使用権を認められたにもかかわらず、権利を主張する男は諦めず、嫌がらせを繰り返す。マイケルは牧場主たちを助けるため、渓谷に向かう。

 ナイト財団は牧場主たちの水の利権争いの裁判で、不当に権利を奪われそうになっていた八軒の牧場側に付き、見事勝訴した。ところが敗訴した牧場主ハーブ・ブレーメンは、部下たちに命じて実力行使で水を使わせまいとしてきた。デボンはマイケルに、判事からブレーメンに違法行為を止めさせる様に命令を出させるまで、八軒の牧場側で監視をするように命じる。

 現地に赴いたマイケルは、八軒の牧場側のリーダーを勤める未亡人フランチェスカ(フラン)・モーガンと出会う。フランは最初はマイケルを邪魔者扱いするが、そのうち打ち解ける。マイケルはブレーメン側の様々な工作を全て阻止するが、業を煮やしたブメーメンはダムを破壊し大洪水でフランたちの牧場を壊滅させようとする。しかしマイケルはナイト2000に搭載していたロケット弾で岩を落として洪水の流れを食い止めた。ブレーメンたちは逮捕され、水利権問題は解決した。


■感想

 今回の話は、長らく日本語吹き替え版が存在せず、2014年発売の「ナイトライダーコンプリートブルーレイBOX」 http://knightrider-tv.jp/bluray/ でオリジナルキャストが再集結して吹き替えた10作品の一つ。


 今回もいつもの様にマイケルがゲストの女性(子持ち未亡人)と仲良くしながら、ついでに悪党を懲らしめるという気楽なお話。今回の最大の笑いどころが、キットがマイケルの命令で悪党の下っ端を尋問する際に「宇宙人のUFO」のふりをするところ。マイケルが相手から見えないようにシートに伏せておいてから、車体で相手を塀際に押さえつけ、キットがわざとヘンなイントネーションで「ワタシニテヲダソウトシタナ、チキュウジン」とか言い出すシーンがもう大爆笑物。そして相手に、宇宙に拉致されたくなかったらボスの計画を教えろ、と脅しあげて、まんまと相手の手の内を聞きだす展開は、もう腹を抱えて笑い転げてしまいました。

 あとはナイト2000が悪党たちのブルドーザーに道の前後を挟みこまれると「スキーモード」のボタンを押した途端、その場でいきなりふわっと片輪走行の体勢に入り、そのままバックしてブルドーザーの間をすり抜けていくシーンが愉快痛快でした。まあ、じっくり画面を見ると、片輪走行で前進してきた映像を逆回しした、というのは容易に分かるのですが、それでも片輪であそこまで走ってきて、とか昔は体を張ったアクションをよくやっているよなぁ、と感激します。

 しかし、ナイト2000に「ロケット弾」などという物騒なものが装備されているとは思わなかったなぁ。もうコレさえあれば大抵のトラブルは解決できるような気がするのですが……



※他のエピソードはこちら→「ナイトライダー シーズン1」あらすじ・感想まとめ


ナイトライダーシリーズの紹介はこちら→「ナイトライダー」シリーズ作品まとめ