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感想:アニメ「紅殻のパンドラ」第12話(最終回)「希望 -エルピス-」

アニメ


TVアニメ「紅殻のパンドラ」ED主題歌「LoSe±CoNtRoL」

紅殻のパンドラ】オフィシャルサイト http://k-pandora.com/
放送 AT-X 全12話

【※以下ネタバレ】

第12話(最終回) 『#12 希望 -エルピス-』

あらすじ

 福音とクラリオンのコンビは、ロボット・フィアーを倒すが、その間にクルツたちは(知らない間に拓美の支援を受けていて)ついにブエルの障壁を突破する。クルツは、ついにブエルを手に入れたので、世界を作り直してやると歓喜するが、実は障壁が破られたのはブエルの「お宝画像(太もも用)フォルダ」であり、ブエルの制御システムにはかすりもしていなかった。しかしブエルは世界中に自分の趣味が公開されてしまったことでヤケクソになり、暴走し始めた。またクルツは今まで使っていた手間と時間が全て無駄だった事を知って激怒し、戦闘ロボットに乗って暴れだす。

 福音たちが困っていると、そこにウザルの映像が現われ、クラリオンがブエル停止の鍵だと明かす。しかし福音はその方法ではクラリオンを犠牲にすると知って拒絶すると、ウザルは代替案を出す。福音はそれに従ってブエル本体の内部に入り込み、ブエルをなだめて暴走を止めた。ブエルは結局海の底深くに沈んでいった。ロバート・アルトマンたちは、議長を脅して警察を設立させており、警察の権限でクルツを逮捕する。クルツは逃走するが、結局ジオフロントで行方不明になる。

 最後は平和な日々が戻ってめでたしめでたし。


感想

 意外性がほぼゼロの予想とおりのハッピーエンド。まあ、今までクルツたちが真面目に解析突破を試みていたのが、趣味画像の防壁だった、というところは予想を超えた展開で結構笑わせてもらいました。あとクルツ大佐がロボットに乗り込むとき「足なんぞ飾りだ」と初代ガンダムパロをするところにもちょっとウケた。まあ悪くなかったんじゃないでしょうか。


総括

 評価は△。


 原作漫画は士郎正宗が原案ということで、どれだけハイテクてんこ盛りの士郎正宗ワールドが展開されるのかと思ったら、全然違っていたビックリアニメでした(笑)。


 なんと言っても一番の特徴は物凄い1990年代風の雰囲気(笑) 「年齢不詳の美人科学者がトラブルメーカーとなって騒ぎを起こし、主人公がそれに巻き込まれて……」とか「美少女たちが巨大メカとバトルを展開」とか、1990年代に一杯作られていた美少女主人公アニメそのまんまで、1996年にテレビ東京で夕方放送されていたアニメが20年後にタイムスリップして放送されているのかとか思いましたよ(笑)


 毎回展開される福音とクラリオンのじゃれあいも、一応百合という設定なのでしょうけど、全く2010年代のセンス(ラブライブ!とかその他のキャッキャウフフアニメの要素)じゃないというのも、さらに20世紀風という印象を加速してくれました。ちなみに監督の名和宗則氏は、過去に「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の監督をしていたとのこと。「ろこどる」も女の子二人が仲がいいのに全然百合という感じではなかったので、あの作品の監督と知って心底納得しましたです。


 という作品では有ったものの、20世紀風アニメなりに「そこそこ」には面白かったので、△評価とあいなりました。まあまあ楽しいアニメではありましたよ。

<スタッフ>
原作:『紅殻のパンドラ』(角川コミックス・エース)
原案:士郎正宗
漫画:六道神士
監督:名和宗則
脚本:高橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:谷 拓也
アニメーション制作:Studio五組・AXsiZ


<キャスト>
七転福音:福沙奈恵
クラリオン:沼倉愛美
ウザル・デリラ:田中敦子
ブエル:森田順平
ブリ――――:松田颯水
バニー:村川梨衣
崑崙八仙拓美(ころばせ・たくみ):三宅麻理恵

http://www.at-x.com/program/detail/6918

TVアニメ『紅殻のパンドラ』OP主題歌「hopeness」(アニメ盤)