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感想:アニメ(新番組)「マクロスΔ(デルタ)」第1話「戦場のワルキューレ」:奇抜すぎる設定なのにワクワクしてしまう

アニメ


いけないボーダーライン

MACROSS PORTAL SITE マクロスポータルサイト http://macross.jp/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】

西暦2067年…銀河系辺境の星系を中心に、我を失い凶暴化し破壊の限りを尽くす“ヴァール”シンドロームが、拡大しようとしていた。事態を重く見た星間複合企業体は、その症状を沈静化するため、少女たちによる“戦術音楽ユニット「ワルキューレ」”と、共同作戦を遂行する“バルキリー部隊”を結成。
一方、“風の王国”の“空中騎士団”と呼ばれる“謎のバルキリー部隊”が動き始める。“プロトカルチャーの遺産”の謎が絡み合い、星系を超える熱き恋と友情の物語が幕を上げる。

第1話 戦場のワルキューレ

あらすじ

 2067年。銀河系に拡散した人類は様々な異星人と遭遇しつつも共存し、一大文明圏を作り上げていた。しかし、銀河にはいつしか「ヴァール・シンドローム」と名付けられた奇病が蔓延するようになっていた。この病気は突然知性体が理性を失い暴徒化するというもので、人々は原因不明のヴァール・シンドロームの発生に怯えていた。人類はヴァール・シンドロームに対抗するために、四人の少女から構成される「戦術音楽ユニット・ワルキューレ」を結成、彼女たちはその歌声で暴徒化した人々を正常に戻していた。

 惑星アル・シャハルで働く「ハヤテ・インメルマン」は、夢中になれるものを求めて各地を転々としてきたものの一向に見つからずくさっていた。そんなある日、ハヤテは別惑星から密航してきた少女「フレイア・ヴィオン」と出会う。フレイアは近々開催されるワルキューレの新メンバーオーディションの為に家出してきたのだという。天真爛漫に夢を語るフレイアに、ハヤテは醒めた言葉を浴びせるものの、フレイアは一向に気にしない。

 やがてアル・シャハルでヴァール・シンドロームが発生し大パニックが起きるが、その事を予期していたワルキューレが既にアル・シャハルに待機しており、すぐさま戦場ライブを開始する。ワルキューレたちの歌に暴徒たちは静まるかに見えたが、そこに謎の戦闘機部隊が出現しワルキューレを襲撃、護衛のデルタ小隊との戦いが勃発する。フレイアはワルキューレの出現に興奮して戦場の真っ只中に突っ走り、ハヤテは不時着していたバルキリーを借りてフレイアを守るために飛び込んでいった。


感想

 2008年放送の「マクロスF(フロンティア)」から八年ぶりのマクロスの新作。この春の大本命アニメの一つと目している期待作です。


 第1話は2015年大晦日の特番の際にかなりの量が先行放送されて、それを見ていたので、概ねの雰囲気は把握していたのですが、再度見てもやっぱり面白かった。1話目から、というか、1話目だからこそか、歌と戦闘機バトルをこれでもかと投入してきて終盤は息付く暇もなしの密度です。

 戦場の真ん中で、美少女アイドル四人組がいきなり「空中で」ド派手なライブを開始して、とか、普通に考えるとメチャクチャな展開なのですが、既に過去のマクロスシリーズで教育されているからか、「これも十分ありだな」と思えてしまう説得力が凄い。

 デルタでは歌姫を一気に四人(いずれ五人)に増やしていますが、「アイドルマスター」とか「ラブライブ!」といったグループアイドル系アニメに対抗するためでしょうか。マクロスFでは歌シェリルことMay'nが「ライオン」とか名曲を連発しましたが、負けないクオリティを大期待です。ただし、スタッフリストを見ると、菅野よう子御大の名前が見えないので、過剰な期待はしてはいけないのかも?

 キャラデザは、Fの頃と比べるとかなり「薄め」というか淡白になっていますよね。おかげでなんかどのキャラを見てもいま一つピンと来ない。そのあたりは今後馴染んでいけば印象も変わるのかもしれません。

 重要なポイント、ではないものの、日常風景でゼントラーディの人間、緑色の宇宙船、戦闘ポッドのリガード、etcが何気なく登場しているのが結構感慨深かった。初代の頃から随分経ったんだなぁ、としみじみさせられました。

 とりあえず滑り出しは完璧な出来栄え。あの傑作「F」に負けないクオリティのアニメになるか、今後が大注目です!


一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら

スタッフ情報
【原作】河森正治スタジオぬえ
【キャラクター原案】実田千聖CAPCOM
【総監督】河森正治
【監督】安田賢司
【シリーズ構成】根本歳三
【脚本】根本歳三
【キャラクターデザイン】まじろ、進藤優
【メインアニメーター】中山竜
【世界観デザイン】ロマン・トマ
バルキリーデザイン】河森正治
メカニックデザイン】プリュネ・スタニスラス
【美術設定】ニエム・ヴィンセント
【デザインワークス】大橋幸子
マクロスビジュアルアーティスト】天神英貴
色彩設計】林可奈子
美術監督池田繁美アトリエ・ムサ)、丸山由紀子(アトリエ・ムサ
【撮影監督】岩崎敦(T2studio)
【CGディレクター】森野浩典
【CGスーパーバイザー】加島裕幸(unknownCASE)
CGアニメーションディレクター】崎山敦嗣(unknownCASE)
【メインバルキリーモデリング】池田幸雄、坂本圭司
【モニターグラフィックス】HIBIKI、鈴木陽太(flapper3)、加藤千恵(T2studio)
【特殊効果】飯田彩佳
【編集】坪根健太郎(REAL-T)
【音楽】鈴木さえ子、TOMISIRO、窪田ミナ
【音楽制作】フライングドッグ
【音響監督】三間雅文
【音響制作】テクノサウンド



音楽
【OP】ワルキューレ一度だけの恋なら
【ED】ワルキューレルンがピカッと光ったら



キャスト
ハヤテ・インメルマン内田雄馬
フレイア・ヴィオン鈴木みのり
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス瀬戸麻沙美
美雲・ギンヌメール小清水亜美
カナメ・バッカニア安野希世乃
レイナ・プラウラー東山奈央
マキナ・中島西田望見
アラド・メルダース:森川智之
メッサー・イーレフェルト:内山昂輝
チャック・マスタング川田紳司
アーネスト・ジョンソン:石塚運昇
ロイド・ブレーム石川界人
キース・エアロ・ウィンダミア木村良平
ボーグ・コンファールト:KENN
ヘルマン・クロース:遠藤大智
カシム・エーベルハルト:拝真之介
テオ・ユッシラ/ザオ・ユッシラ:峰岸佳
グラミア6世:てらそままさき
ハインツ2世:寺崎裕香