感想:アニメ(新番組)「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」第1話「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」:やや展開がトロいがそこそこには面白い


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?<ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?> (電撃文庫)

TVアニメ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」公式サイト http://netogenoyome.com/index.html
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。

【※以下ネタバレ】

ネトゲに女なんかいない、そう思っていた時期が私にもありました。

ネトゲの女キャラに告白!→残念! ネカマでした☆
そんな悲しい黒歴史を秘めた少年・英騎(ルシアン)が、
今度はネトゲ内で女キャラに告白された。
まさか黒歴史の再来!? と思いきや―――。

「ま、マジで? 本当にリアル女!?」
「うわー! ルシアンだ!本当にルシアンですよー!」

相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女で、しかも……

「いた、ルシアン! おはようルシアン!」
「ちょっおまっ! やめて死ぬ! 恥ずかしさで死ぬから…!」

こいつ、リアルとネトゲの区別が付いていない……だと……!?
ヤバい! 俺のリアルが死滅してしまう……!!

英騎は彼女を何とかまともな人間に更生させようと、
ギルドの仲間たちと動き出すが―――

残念で楽しい日常≒ネトゲライフが始まる!

第1話 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?  (2016年4月7日(木)放送)

あらすじ

 西村英騎はゲームやアニメが好きで、さらにクラスでもわりと一般人として扱われているオープンオタク。英騎はここ一年ほどは基本無料のMMORPG「レジェンダリー・エイジ」にハマっており、キャラ名「ルシアン」で、四人組のパーティーを組んで楽しく過ごしていた。そして、ルシアンはパーティー仲間の「アコ」から告白され、ゲーム内で結婚する。しかし英騎は以前女性キャラに結婚を申し込んだところ、相手がネカマだったという過去があり、どうせアコも中身は男だろうと醒めた態度だった。


 ある日、パーティーのプレイヤーで初のオフ会を開こうという事になり、四人はリアルで顔を合わせることになった。ところがいざ顔を合わせてみると、四人とも同じ学校の生徒で、

アコ=本名:玉置亜子。ネカマでは無く本当に女の子でした
シュヴァイン=本名:瀬川茜。男キャラなのに中身は女の子で、しかもクラスメート。リアルでは「オタクキモイ」みたいな態度の人でした。
アプリコット=本名:御聖院杏。男キャラなのに中身は女の子で、しかも生徒会長でした。

と英騎にとって驚愕の事実が判明した。亜子はあっけらかんと引きこもりだと語り、リアルでも嬉しそうに英騎にくっついてくるのだった。


感想

 ラノベ原作のアニメ。正直事前情報があまり無く、面白いか否かの判断も付きかねる状態での視聴でしたが、まあそこそこには楽しめました。

 序盤〜中盤の展開がのろくて、ゲーム内世界でアコがルシアンに好き好きと連呼しているだけでかなりの時間を使ってしまったため、そのあたりは結構だるいものが有りましたが、最後にオフ会を開いてなんとかそれなりの形にまとまったので、そこそこには楽しめました。まあ、四人が顔を合わせて驚いているところで「次回に続く」にされたらどうしようかと思いましたが……、今後の展開がイマイチ予想が付かないので、もう少し見続けてみます。

 しかしキャラデザはもう少し何とかならなかったものかと……、正直ヒロイン三人全員さっぱり萌えないのですけど? 原作イラストはHisasi氏で、昔エロ絵を描いていた頃の仕事は結構好きな人なので、面影がサッパリ無いデザインにはちょっと嘆いてしまいますね。


一言メモ

 M・A・Oがメイン級のヒロインの声を担当したアニメを見るのは「宇宙パトロールルル子」「聖戦ケルベロス」「ハンドレッド」に続いて四つ目です……、忙しそうだ。


<スタッフ>
原作:聴猫芝居電撃文庫刊)
原作イラスト:Hisasi
アニメーション制作:projectNo.9
監督:柳 伸亮
シリーズ構成:郄橋龍
キャラクターデザイン:矢野 茜


音楽
【OP】Luce Twinkle Wink☆1st Love Story
【ED】南條愛乃ゼロイチキセキ



<キャスト>
西村英騎/ルシアン:豊永利行
玉置亜子/アコ:日高里菜
瀬川茜:水瀬いのり
御聖院杏:M・A・O
秋山奈々子:大和田仁美
斉藤結衣:南條愛乃
シュヴァイン:松風雅也
アプリコット羽多野渉