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感想:CGアニメ「サンダーバード ARE GO」第14話「狙われたスペースホテル」


サンダーバード ARE GO

NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/
THUNDERBIRDS ARE GO http://thunderbirds-are-go.jp/
放送:NHK総合(毎週土曜日 17:05〜17:30) 全26話。

【※以下ネタバレ】


※他のエピソード→「サンダーバード ARE GO」あらすじ・感想まとめ

第14話 狙われたスペースホテル (2016年4月9日(土)放送)

あらすじ

ブレインズが開発した「ナノ建築テクノロジー」によって1週間で作られたスペースホテルが宇宙空間にオープンした。そこへパーカーを伴ってペネロープが到着した矢先、外殻(がいかく)に穴が空いてしまいホテルは回転しながら軌道を外れて落下し始める。大気圏に突入しても熱に耐えられるようホテルは設計されており、このままでは地上に落下して大惨事を引き起こす恐れがあった…

 ブレインズが開発した「ナノ建築テクノロジー」によってわずか1週間で作られたスペースホテルが衛星軌道にオープンした。ところが、ゲストとして到着したペネロープが挨拶を始めた途端、ホテルの壁に穴が開き、軌道を外れて地球に落下し始めた。ホテルを作っている「ナノマトリクス」は壊れた箇所を自動的に再生するはずなので、今回の様な事故はありえないはずで、ブレインズは起るはずのない事故に動揺する。しかもホテルのナノマトリクスは大気圏突入にも耐えられるので、このままでは巨大なホテルが地球に落下し大被害を起こしてしまう。すぐさま、インターナショナル・レスキューが救助に向かった。

 サンダーバード3号がホテルに近づいた途端、無人の脱出カプセルが打ち出され、ホテルから脱出する手段はなくなってしまう。しかも穴が開いた部分を分析したところ、何者かがナノマトリクスに対し崩壊するような信号を送っていることがわかる。明らかに誰かの破壊工作だった。アランたちはサンダーバード3号でホテルの人々を救出する一方、ホテルに乗り込んだケーヨは破壊工作の犯人と対峙していた。犯人はフッドで、ナノ建築テクノロジーが普及すると自分のビジネスが打撃を受けるので、ホテルを破壊して悪評を広めようとしていたのだ。フッドはさっさと残りの脱出カプセルで逃げ出すが、ケーヨはホテルの墜落を止めようと留まる。ブレインズの発案で、フッドのナノマテリアル崩壊用の装置を起動させたところ、ホテルは地上激突寸前で跡形も無く分解した。事件後、ペネロープが破壊工作の事を公表したおかげで、ナノ建築テクノロジーへの信頼は保たれた。

 最後、脱出カプセルに乗ったフッドが、(ケーヨがカプセルに細工していたので)宇宙空間をあても無く飛んでいて「クソー」とか言っているシーンで〆。


感想

 評価は○。

 久々のケーヨ活躍話。事故の発生から救助完了まで実にテンポが良く、また宇宙空間のエピソードなのに3・5号に加えて2・4号まで登場するサービス精神あふれる回で、実に面白かった。

 今回もメカの描写が秀逸で、3号が宇宙でホテルに接近する際、スラスター噴射を、何箇所も、さらに短時間で実に細かく切り替えているシーンなどはホホウと唸ってしまいました。またオリジナルシリーズでは2号が4号用コンテナを水上に投下するシーンは何度も有りましたが、「持って帰るときの描写」がなくて、一体どうやって回収しているのか謎だったのですが、今回はワイヤーでコンテナを引き上げるシーンが見られて、初めて謎が解けました(というほど大げさでも無いけど)。

 しかし、インターナショナル・レスキューは、フッドと関係ないときには「これはフッドの仕業だよ!」と騒ぐくせに、あからさまに破壊工作の時には何故フッドの名前を出さないのか不思議です。

 今回もオチが「フッドが酷い目に会って〆」というユーモラスなもので、オリジナルからの伝統が守られているのは嬉しい話です。でもケーヨのサンダーバードS号ってちっとも出てきませんね。