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感想:小説「兄弟団の声」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 520巻)(2016年5月10日(火)発売)

ペリー・ローダン


兄弟団の声 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-520 宇宙英雄ローダン・シリーズ 520)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150120676
兄弟団の声 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-520 宇宙英雄ローダン・シリーズ 520) 文庫 2016/5/10
クルト・マール (著), 工藤 稜 (イラスト), 若松宣子 (翻訳)


クランドホルの三公爵のなかに、兄弟団と共謀する裏切り者がいる……賢人のその言葉は、惑星クランの第一艦隊ネストに大きな混乱をもたらした。公爵ツァペルロウの死によっても裏切りの真相は明らかにならないまま、グーとカルヌウムの二公爵は、目前に迫ったスプーディ船の帰還とツァペルロウの葬儀に向けて、式典の準備にとりかかる。いっぽう、賢人の支配に不満を持つ兄弟団メンバーによる暗躍はさらにつづいていた!


発売日 = 2016年5月10日(火)
サイクル= 第16サイクル「宇宙ハンザ」


【※以下ネタバレ】


内容

◆1039話 兄弟団の声(クルト・マール)(訳者:若松宣子)

 惑星クランでは謎の存在『兄弟団の声』が暗躍しており!?


 ほぼ全編が惑星クランでの陰謀劇に終始しており無名キャラたちが色々しているだけなのですが、それでも無性に面白かった。ローダンたちが出てこないベッチデ人話も、そろそろクライマックスだからか結構楽しめました。



◇1040話 クランの災難(クルト・マール)(訳者:若松宣子)

 クランドホルの三公爵で唯一無事なカルヌウムは、権力を独占するため、国民に「クランドホルの賢人」の打倒を呼びかけ!?


 ベッチデ人話の盛り上がりがいよいよ最高潮。クーデターの勃発とその収束やら緊迫した状況が描かれてムチャクチャ面白かった。しかしセネカがやっていたことが「マラガンを操って公国を支配してやる」みたいなオチだったのにはガッカリ。あと、山の老人ドウク=ラングルがここで死亡とはあんまりすぎる。何の為にこのサイクルに出てきたのか……、結構付き合いの長いキャラを「誤って射殺されました」で退場させるとかあんまりである。


 前半・後半ともなかかな盛り上がりました。


表紙絵

 メインは吠えるクラン人(キャラ名不明)。


あとがきにかえて

 担当は「若松宣子」氏。全4ページ。映画「オデッセイ」の感想について。


次巻予告

 次巻は521巻「水宮殿の賢人」(ウィリアム・フォルツ&H・G・エーヴェルス)(2016年5月24日(火)発売予定)。

おまけ

 あらすじネタバレ版はこちらへ。

ペリー・ローダンへの道
http://homepage2.nifty.com/archduke/PRSindex.htm