感想:成年漫画誌「コミック天魔(テンマ/TENMA)2016年5月号」(休刊号)


COMIC天魔(てんま) 2016年 05 月号

Comic 天魔 | 茜新社 http://www.akaneshinsha.co.jp/item/7268/
発売日:2016年4月13日(毎月13日発売)

 1998年6月号で創刊した天魔は丁度18年目の今号をもって通算216号で休刊となります。18年も付き合っていた雑誌が潰れてしまうのでちょっとセンチになりますが、ここ三年ほどは衰退が酷く、有る意味当然という感も有ります。力の有る漫画家がドンドンいなくなり、その代わりに出てきたのが正直どうでも良いような人たちばかりでしたしね。

 衰退の原因はマイルド化の一言に尽きる。一時期は「ゲスい漫画なら天魔」という空気だったのが、いつのまにか雑誌の雰囲気が甘い空気の純愛モノ主体に変化してしまい、尖ったところがなくなってしまって、天魔の存在意義というモノがなくなってしまってましたからね。まあお疲れ様でした、と一応言っておきましょうか。

 ところで、大和川氏の今後が気になる。天魔らしからぬ画力の持ち主で何故他誌で描かないのかといっつも思っていたのですが、天魔が潰れたらどうなるんだろう。



【※以下ネタバレ】


表紙…うるし原智志


木静謙二… 「Timid and Kindness」

 中年のおっさんが仕事の関係で新入社員の若い美人の女の子とコンビを組むことに。そして、オッサンを相手にしてくれるなんて良い子だなぁ、と思っていたら、突然「抱いてください」とか言われてしまって……

 三年ぶりの登場。相変わらず濃い絵柄ですが、肉感的なキャラ描写は悪くないです。



 ホントお疲れ様でした。