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放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
第12話 『Mission 12 キング・オブ・ザ・ウィンド』
あらすじ
ウィンダミア軍はプロトカルチャーの遺産である宇宙船シグル=バレンスを中心にアル・シャハルに襲来し、風の歌を使って15分で新統合軍を制圧してしまった。球状星団でウィンダミアに制圧されていないのはラグナだけとなり、各地からケイオスの敗残兵たちが集まりつつあった。中央は手っ取りぱやい「風の歌」対策として、ラグナのプロトカルチャー遺跡を破壊しようとするが、レディM経由での抗議が実り、破壊はギリギリの状況まで行なわないことになった。ミラージュは中尉に昇進し、小隊No.2としてアラドの補佐をすることになったが、全く自信が伴っていなかった。
ケイオスは防戦では無くこちらから打って出ることに決め、マクロスエリシュオンでアル・シャハルに殴り込みをかけるが、デフォールド場所にはウィンダミア軍が待ち構えていた。
感想
多分物語は半周したわけですが、キャラが多すぎて話が回しきれていないという状態は全く解消されておらず……、
味方は相変わらず「三角関係」がまったく成立していないのですが、もしかして製作スタッフ的には、今回みたいなハヤテ・フレイア・ミラージュが顔を合わせた場面程度で「三角関係」とでも認識しているのかしらん。もう多分恋愛とかはからめずに、最後までこのノリで行きそうな気がする……
ワルキューレ五人組もフレイアが多少頑張ってはいるものの、美雲が「素性不明の謎のキャラ」というより露出が無さ過ぎて存在感の無い人になっちゃってるし、リーダーのカナメさんも今以上に出番があるとは思えず……、ピンク髪のマキナが変な口癖で一番キャラが立っちゃっているってどうなの。それに、ワルキューレの活躍「しない」ぶりも不満ですよ。第1話・2話の様に、毎回前線で大暴れする「戦うヒロインたち」的な物を期待していたのに、そういうのが無いし。
敵は敵で満員状態で、騎士団だけで数が多すぎて話が回せてなくてハインツ様のキャラ立てが出来ていないのに、さらに王様まで出張ってきてますます窮屈に……
こらー、今後もキレの無い展開が続いた末に「プロトカルチャーの遺跡のおかげでウィンダミア人の寿命が延びました」とかいうきれいごとのオチで終わりそうな感じがいたします。