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感想:小説「ロボット探偵シャーロック」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 523巻)(2016年6月23日(木)発売)


ロボット探偵シャーロック (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-523 宇宙英雄ローダン・シリーズ 523)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150120730
ロボット探偵シャーロック (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-523 宇宙英雄ローダン・シリーズ 523) 文庫 2016/6/23
ペーター・グリーゼ (著), クラーク・ダールトン (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)


惑星ロクヴォルトの研究施設では異人キウープをリーダーとして、あらたなヴィールス実験がおこなわれるはずだったものの、肝心のキウープが行方をくらましてしまって、そのままもどってこなかった。しかも、キウープのラボから資材や備品が盗みだされる事件が頻発し、研究員たちのあいだに疑念がひろがる。そんななか、地球からキウープを探しにやってきた少女スリマヴォとその同行者までもが忽然と姿を消してしまった!


発売日 = 2016年6月23日(木)
サイクル= 第16サイクル「宇宙ハンザ」


【※以下ネタバレ】


内容

◆1045話 ロボット探偵シャーロック(ペーター・グリーゼ)(訳者:嶋田洋一)

 惑星ロクヴォルトではキウープの失踪後、実験設備が次々と消え、さらに地球から来たばかりのスリマヴォたちも行方不明になってしまい!?


 唐突に探偵ロボット・シャーロックが登場して、実験設備盗難事件の推理を始める話。2000年後にはシャーロック・ホームズは一部の人しか知らないくらいに忘れ去られているらしいです。なんてことだ。そしてローダン・シリーズでは蚊少ない女性レギュラー・スリマヴォがいきなり悪キャラクターとなった挙句に姿を消してしまうという、ちょっと衝撃の回でした。



◇1046話 射程内のテラ(クラーク・ダールトン)(訳者:嶋田洋一)

 NGZ425年3月。ヴェガ星系に未知の艦隊が現われ、第六の時間転轍機の建造を開始し!?


 P143の「ローダンはフェロン人の事を完璧に忘れていた」という描写が酷い。第三勢力時代からローダンはフェロル人をやたら軽く見ているような気がします。グッキーが異種族を勝手に「サウパン人」と名付けるのですが、これってドイツ語的に何か意味があるのでしょうか?


 前半・後半ともまずまずのお話でした。


表紙絵

 メインは体育座りのスリマヴォ。背景は惑星ロクヴォルトの荒野と空に浮かぶ月。


あとがきにかえて

 担当は「嶋田洋一」氏。全3ページ。523巻前半の原題「ロクヴォルトの洞窟にて」を趣味で「ロボット探偵シャーロック」に変えた話から始まって、若い頃の読書遍歴を色々。


次巻予告

 次巻は524巻「アトランの帰還」(H・G・フランシス&ウィリアム・フォルツ)(2016年7月7日(木)発売予定)。


おまけ

 あらすじネタバレ版はこちらへ。

ペリー・ローダンへの道
http://homepage2.nifty.com/archduke/PRSindex.htm