感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第13話「激情 ダイビング」


TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

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放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第13話 『Mission 13 激情 ダイビング』

あらすじ

 マクロス・エリシュオンがアル・シャハルに到着したタイミングと入れ違いで、ウィンダミア艦隊はラグナへと侵攻したため、マクロスはすぐさまラグナへと引き返し迎撃を開始した。新統合軍は予定通りラグナのプロトカルチャーの遺跡を反応弾で破壊するが、次の瞬間全く別の遺跡が出現し、シグル=バレンスと連携し始め、風の歌がより強力に作用を始めていた。ハヤテは反応弾の巻き添えで自機を失うが、亡きメッサーの機体を借りて再度出撃する。

 ケイオスはラグナの住民の惑星からの脱出を援護することになり、ハヤテはフレイアの歌の援護でキースに一矢報いることに成功した。避難民とマクロス・エリシュオンはラグナをなんとか脱出するが、シグル=バレンスではグラミア王が戦死し、ロイドが代わって全軍を率いることになった。そしてロイドは「制風圏」制圧を宣言した。


脚本:根元歳三/絵コンテ:河森正治/演出:筑紫大介/総作画監督:長田好弘、まじろ/作画監督:畑智司、井上英紀、シノミン、横山紗弓、西川真人


感想

 通常オープニング無しで気合が入っているな、と思ったら、今回が第一部完結的な回だった模様。まあバトルシーンてんこ盛りで、ついにマクロス・エリシュオンが人型形態で大暴れとか、やたら長い空戦シーンとか、覚醒した(?)フレイアが空母からダイビングしてハヤテもパワーアップ!とか色々イベントは有りましたが……

 しかし半周してもまだここ?という感は否めず。次回から球状星団奪回編スタートかも知れませんが、もう放棄して別の星に住めば良いじゃん、みたいな気がして、積極的にウィンダミアと戦うモチベーションが(視聴者的には)湧いてこない。だいたいハヤテもフレイアも元々ラグナに「働きに来ただけ」で故郷じゃないしねぇ。

 それに、ハヤテ・フレイア・ミラージュの三角関係の進展の無さ(何も起きていないに等しい)、ワルキューレの活躍しなさぶり、さらに謎の人美雲の存在感の無さ、など、全てにおいて「2015年年末特番」放送のときに抱いた期待を裏切ってますよ……、美雲はフレイアのライバル&師匠的立ち位置で大活躍すると思っていたのに、小清水亜美を起用した意味がほぼ無いし。

 後半もそう大して盛り上げられるとは思いませんが、とにかくもうちょっとなんとかしてほしい。


一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
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